日本国内のドコモ,au,ソフトバンクの各キャリアは、2020年春に第5世代移動通信システム「5G」の商用サービス開始に向け、実証実験をともなった研究開発を行っています。5Gは現在の4Gよりも次の高速ネットワークです。10Gbps以上の通信速度、エンドツーエンドで1ミリ秒の低遅延という次世代の通信システムです。2020年のサービス開始に合わせるように、Appleも5G対応のiPhoneを登場させるようです。

5G対応スマートフォンは2019年に登場

Motorolaは5Gの通信システムをMoto Z3のModで提供する予定です。LGとOnePlusは2019年中に5Gの新技術を端末に搭載するとしています。iPhoneは2019年ではなく2020年に「5G対応iPhone」を世に出す計画のようです。

2020年5G対応iPhoneはIntelの8161 5Gモデムチップを採用

iPhoneXSはIntelのモデムを採用していますが、2020年のiPhoneにもIntelの8161 5Gモデムチップを採用する予定です。しかし、問題がないわけではありません。

Intelは最新のチップでは熱を多く持つことと、4Gの通信が始まったときのようにバッテリーのもちが悪くなる問題があるようです。まだ、この問題は解決していないのですが、Intelの8161 5GモデムチップをやめてQualcommに戻さなければならないほどの深刻さはないということです。

2020年までに「5G対応iPhone」を登場させるために、Appleはこの問題を早期に解決するだろうということなので、日本でサービスが始まる予定の2020年にはiPhoneで5Gを楽しめるようになっているはずです。

[情報元：FASTCOMPANY | 9TI5Mac]
（nishiyama082）