1月9日、スイスのチューリッヒにあるApple Storeで、修理中のiPhoneのバッテリーが発煙するという騒動があり、さらにその翌日の1月10日に、スペインのApple Storeで同様の騒動があったことが報じられています。
スイスのApple StoreでiPhoneのバッテリー加熱で発煙
2018年1月9日、スイスのチューリッヒのバーンホフ通りという高級ショッピング街の一角にあるApple Storeにて、バッテリーが発煙するという騒動が起こりました。
スタッフがデバイスからバッテリーを取り外しを行っている際に突如発煙し、スタッフは軽傷の火傷を負ってしまったと伝えられています。
スタッフは、加熱したバッテリーに硅砂を振りかけ鎮火させ、同Apple Storeの喚起システムを作動、店内にいたスタッフと客は全員外へと一時避難する事態となりました。
この事件で、煙を吸ってしまったなどの被害にあったのは8人に上り、そのうち7人が治療を受けたとのことです。
スペインのApple StoreでもiPhoneのバッテリーが発煙
さらに、スイスでの発煙騒動の翌日である2018年1月10日には、スペインのバレンシアにあるApple Storeにて、修理中のiPhoneのバッテリーが発煙したという同様の騒動が起こっていたことが報じられました。
店内には煙が充満しそうになるほどの事態となりましたが、Apple Storeスタッフによる適切な対応が行われけが人は0人だったと伝えられています。
iPhoneのバッテリーが加熱、発煙した原因は不明
2018年1月11日現在の時点では、Appleからこの件に関するコメントは発表されておらず、iPhoneのどの機種であるのか、また何故バッテリーが発煙するほど加熱したのかについても明らかにされていません。
修理中のiPhoneのバッテリーから発煙するという非常事態が1件だけ起きていたとしたら、極稀に起こるなんらかの事故であると考える事ができますが、2日立て続けに同様の事態が2件起こるということは、なんらかの関係性があるのではないかと心配になってしまいます。
ここ最近、バッテリーに関するネガティブな話題が多かっただけに、今後このような事態が起こらないことを願いつつ、Appleからの早急な対応に期待します。
[Source:AppleInsider](yorimorishima)