11月3日に販売が開始される「iPhoneX」に対して行われたベンチマークテストの結果を「Macお宝鑑定団Blog」が公開しました。
その結果「iPhoneX」には「iPhone8 Plus」と同等のA11 Bionicプロセッサのクロック数やメモリサイズが採用されているということが明らかになりました。
「iPhoneX」の処理能力は高い評価を得た「iPhone8 Plus」と同等
「Macお宝鑑定団」では、ベンチマークアプリのGeekbench4を使って「iPhoneX」の処理能力を測定しました。
その結果A11 Bionicプロセッサのクロック数が最大2.32Ghz、L1キャッシュサイズが32KB、L2キャッシュサイズが8KB、メモリ容量が3GBであるということが判明しました。
こちらの仕様は、先日発売された新型モデルである「iPhone8 Plus」と同程度の処理能力を誇っています。
クロック数を上昇させ処理を優先させることによってさらに高度なパフォーマンスを生み出すことは技術的には可能であるとのことですが、バッテリー消費や発熱量が上昇することを加味すると、「iPhoneX」のスペックではこの処理能力に落ち着いたのだと考えられます。
iPhone8 Plusの処理能力は同年のスマートフォンの中で最高
以前、Tom’s Guideによって行われた、最新型モデルを対象としたベンチマークテストでは、「iPhone8 Plus」が10,472、「iPhone8」が10,170という高いスコアを示しました。
同時期に販売が開始された「Galaxsy Note8」が6,564というスコアとなっており、単純に60%程高い水準となっていることがわかります。
さらに、「Tom’s Guide」ではグラフィック性能を測る3DMarkテストを行い、その性能の違いを明らかにしました。
「iPhone8 Plus」は64,412、「iPhone8」は62,212という高いスコアを誇っており、グラフィック性能においても「Galaxy Note 8」に大勝していることがわかります。
このスコアの差を実証すべく「4K撮影した2分間の映像に、同じ動画加工を施したうえで、出力したら何秒かかるのか」というテストも行い、その結果が以下のようになっています。
「Galaxy Note 8」が3分3秒かかったという結果に対して、「iPhone8 Plus」はなんとわずか42秒しかかかっていないということ。
この結果を受けて「Tom’s Guide」は「iPhone8 Plusは最も快適なスマートフォンである」とのコメントを述べており、「iPhone8 Plus」の処理能力の高さが明らかになりました。
MacBook Proすらを超えるiPhoneX
「iPhone8 Plus」のベンチマークスコアは、2017年モデルの「MacBook Pro」さえも上回っており、その性能に驚くばかりです。
高い処理能力を誇っている「iPhone8 Plus」と同等の処理能力を持つとされる「iPhoneX」も、最も快適なスマートフォンのひとつとなることは必然と考えられます。
「iPhoneX」に新たに搭載された機能である「Face ID」「アニ文字」「AR/VR機能」とうもこの処理能力が対応することによって正常に機能することができるのでしょう。
「iPhoneX」の販売開始までいよいよあと1日、在庫状況も気になるところですが、手にすることが楽しみで仕方がありません。
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[Source:Macお宝鑑定団Blog,Tom’s Guide](yorimorishima)