2017年9月にリリースが見込まれている次期iPhoneは3モデル展開となり、そのうち10周年記念のプレミアムモデルとして発表される端末はこれまで「iPhone8」や「iPhone X」、「iPhone Edition」などと呼ばれてきましたが、実際にどういった名称になるのか明らかになっていませんでした。
そんな中、プレミアムモデルの名称は「iPhone Plus」になるのではないかという予測が中国のSNS微博やTwitterに投稿されました。
iPhone Plusは新型ホームボタンを搭載?
中国版Twitterともいわれる微博に投稿されたリーク情報によれば、今年秋に発表予定のiPhone3モデルの名称はそれぞれ、「iPhone7s 」「iPhone7s Plus」「iPhone Plus」となる可能性があるとのこと。
「iPhone7s」と「iPhone7s Plus」は従来モデルのアップデート版となりサイズも4.7インチと5.5インチと大きな変更はなく、プレミアムモデルの「iPhone Plus」は大幅に刷新されたデザインで5.15インチのディスプレイを搭載すると考えられています。
さらに、スマートフォンのリーク情報に精通している中国の萌萌的电教氏も「次期iPhoneの名称は『iPhone8』ではなく『iPhone Plus』になるだろう」と投稿しています。
From @Lizexi1992
New iPhone called iPhone Plus
A new colour "O7" like iPhone 2G
TouchID under Power bottom
Wireless charging within the box pic.twitter.com/ZBpS8pRtSv— 萌萌的电教 (@mmddj_china) 2017年7月8日
今回投稿されたリーク情報にはこれまでになかった情報も複数記載されており、話題となっています。
これまでTouch ID指紋認証センサーは先日3Dセンサーによる顔認証や虹彩認証に代替されると予測されていましたし、それ以前も背面に移動するかディスプレイ内に内蔵されると言われてきました。
しかし、今回のリーク情報では、Touch ID指紋認証センサーは電源ボタンの下に内蔵される新型ホームボタン上に埋め込まれるとのこと。
ということは本体側面に配置されるのでしょうか。
カラーラインナップについてはジェットブラック。ブラック、シルバーに「07」と呼ばれる新色を追加した4色展開となると述べられています。
なぜ「07」という名称になるのかには触れられていませんでしたが、萌萌的电教氏によれば、これは「iPhone2G」の背面のようなカラーデザインとなっており、内部では「クラシックカラー」と呼ばれているそうです。
先日もカラーラインナップについては、リーク情報に定評のあるBenjamin Geskin氏が4色展開になることを指摘していました。
そのうち1色は「ミラー」になるとお伝えしましたが、すでに以前KGI証券のMing-Chi Kuo氏は「プレミアムモデルはこれまでのモデルと差別化するため、展開される色の種類は少なくなる」と述べていました。
単純に4色展開となると少ないカラーラインナップとは言えませんが、ブラック、ジェットブラック、シルバー、ミラーのようなブラックとシルバーの2色に加えて鏡面加工された2色と考えるとプレミアム感も担保できそうです。
今回のリーク情報にあるクラシックカラーが「ミラー」を指しているのかどうかはわかりませんが、4色展開という点については先日の情報と一致しています。
これまでのリーク情報とは異なり信ぴょう性に疑問も…
今回の情報がリークされるまでは、Touch IDは次期iPhoneのプレミアムモデルには搭載されず、3Dセンサーを用いた顔認証や虹彩認証で代替するという予測が有力でした。
とはいえ、顔認証や虹彩認証のセキュリティレベルはそこまで高いとはいえない点やTouch IDと紐づけされてきたApple Payをどうするのかという問題を考慮すると、Touch IDを完全に廃止するというのも確かに考えにくいです。
また先日お伝えした内容では、ワイヤレス充電は遅れて利用できるようになり、ワイヤレス充電器も別売りになると記載しましたが、今回の情報では本体に付属することが記されていました。
内蔵ストレージは64GB/256GBの2択になるとのことですが、これはいままでの情報と一致しているので可能性は高いでしょう。
今回微博に投稿されたリーク情報は全体としてこれまでの噂と異なる点が多く信ぴょう性に疑問が残りますが、大きく矛盾するほどでもないため可能性はあるかもしれません。