次世代iPhoneはこれまでにはない特殊なワイヤレス充電機能が搭載されるかもしれません。
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iPhone8では特殊なワイヤレス充電が実現!?
BGRの報道によると、2017年にリリースが予定されている次世代iPhoneである「iPhone8」には特殊なワイヤレス充電機能が搭載されるようです。
これまでのワイヤレス充電機能といえば、ワイヤレスパッドの上に充電したいデバイスを置く必要がありましたが、Appleが現在開発中のワイヤレス充電機能が実現されれば、本当の意味での”ワイヤレス”な充電機能となります。
というのも、Appleが現在開発を進めているワイヤレス充電機能とは、充電ステーションからビームや超音波を発射することによって離れた距離にある特殊なモジュールを搭載したiPhoneに給電するというものです。
4〜5mほど離れた距離からでも安全に電力を供給することができるため、もし実現すれば充電を意識しなくとも充電でき、日常の中の充電という概念から解放されるかもしれません。
Appleはワイヤレス充電機能の実現のためにEnergous社と提携
このワイヤレス充電方式を実現するために、Appleは既にEnergous社というアメリカ・カリフォルニアにあるワイヤレス充電技術を開発する企業と独占契約を結んだほか、同様にワイヤレス充電技術開発企業のuBeamから技術者を引き抜いているようです。
組立工場Foxconnがワイヤレス充電のテストを開始
なお、iPhoneの主要組立委託先のFoxconn(フォックスコン、富士康)も、2016年10月にワイヤレス充電のテストを行っていることが判明しており、それによって、iPhone8にワイヤレス充電機能が搭載されるのではないかという噂となっているようです。
ワイヤレス充電モジュールを鴻海が試作?
日本経済新聞によると、シャープ買収で知られる鴻海がiPhone8のワイレス充電モジュールの試作製造に取り掛かっていることが関係者の証言から明らかになりました。
しかし、同記事では、鴻海の試作モジュールが必ずしも採用されるわけではなく、Appleの納得のいく基準の歩留まり率が実現された際に採用されると述べられています。
日本経済新聞社はAppleと鴻海に対して今回の報道に関するコメントを求めたそうですが、返答を得られなかったようです。