日本時間2020年9月16日の発表か、それとも10月の発表かと情報がわかれている新型iPhone、iPhone12の生産は、Nikkei Asian Reviewによると9月末から10月上旬にかけて生産数をのばす計画とのことです。
目次
iPhone12の生産は9月半ばからスタート
Nikkei Asian Reviewは、iPhone12の大量生産を9月半ばから10月にかけて行うと報じています。
iPhone12の発売について、新型コロナウイルス感染症の影響のため、一時期は2021年の発売にせざるをえない状況になっていたようですが、Appleは年内の発売ができる体制に整えたようです。
そのことは、Apple幹部が昨年より数週間新型iPhoneの発売が遅れると異例のアナウンスをしたことで確定し、新型iPhoneが10月中に発売されることが確約されることとなりました。
例年のスケジュールでは、8月中にiPhoneの量産を始め、9月に発売となるのですが、今年は9月中旬からの量産開始と数週間の遅れは現実のものをなっているようです。
iPhone12の生産数は予想を下回る個数
Nikkei Asian Reviewの情報筋は、新型iPhone、iPhone12のコンポーネントをAppleは最大8,000万個発注しているが、発売が遅れることで2020年の生産数が最終的に7,300万〜7,400万個になる可能性があると伝えています。残り生産は2021年初頭に据え置かれるとのこと。
Appleが例年より数週間遅れのところまでスケジュールを回復したのは素晴らしいことですが、販売時期の短縮という部分はどうしようもないことです。あとは、できるだけ早くiPhone12の発売を開始することが望まれます。
しかし、iPhone12シリーズの発表は9月15日ではなく、10月に入ってからの発表になるという予想も多く、iPhone12の2020年の販売数はやや予定より減少することは致し方のないことでしょう。
iPhone12をカバーするiPadの販売数
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、リモートワークや教育分野でのiPadの需要が高まり、iPadの注文数は昨年比で同数程度と好調のようです。2020年9月から12月にかけて2,700万ユニットに達したとNikkei Asian Reviewは伝えています。
また、Appleは今後のiPadの生産注文数を増大したとも伝えています。今年度後半のiPadの安定した需要をAppleは見越しての注文数の増加ということです。iPhone12の年内販売予定数の減少を、iPadが補うということですね。
AirTagsは生産開始だがiPhone SEの次期モデルが発売される可能性は低い
Nikkei Asian Reviewによると、「AirTag(忘れ物防止タグ)」の生産がすでに開始されている模様。
AirTagは、超広帯域無線通信(UWB)をサポートするといわれているため、位置の誤差は5から10センチほどという高い精度のタグです。AirTagはすごく便利なものになりそうです。
UWBチップは、iPhone11/11 Pro/11 Pro Maxに搭載されています。
iPhone SE(第2世代)の後継機種が発表されるかもしれないという噂がありますが、Nikkei Asian Reviewではこの噂を完全否定しています。
399ドルというiPhoneにしては低価格のiPhone SE(第2世代)は、2020年度のiPhoneの出荷台数維持に大きく貢献しています。IDCのデータによると、AppleのiPhoneの出荷台数は、4月から6月までの四半期に前年比11.2%増加しているということです。
低価格iPhoneは、5GではないiPhone12の4Gのみに対応したモデルがその代わりになるとも考えられますが、399ドルのインパクトは強いので、同価格帯のモデルを常にラインナップに入れてほしいものです。
iPhone12の予約開始日・発売日を予想!
iPhone12の発表が10月ならば、次のようになると予想します。
・10月13日(火)or 10月14日(水)の午前2時 発表日
・10月16日(金)予約開始日
・10月23日(金)発売日
一部モデルは11月上旬が発売日の可能性もあります!
[Source:Nikkei Asian Review 画像:EverythingApplePro]
(nishiyama082)