現在、iPhoneに付属しているLightningケーブルは、しなやかに曲がり使い勝手はいいものの、被膜が薄くケーブルのコネクタ付近がさけやすいという問題点があります。それを防ぐためのパーツが100均でも売られているほどです。
しかし、2020年秋に発売予定の新型iPhone、iPhone12には、この問題点を改善した編み込み方式の「USB-C to Lightningケーブル」が同梱されるということです。

断線の可能性が低くなる編み込み式のUSB-C to Lightningケーブル

iPhone12に編み込み式のUSB-C to Lightningケーブルが付属するという情報は、中国の充电头网が公開。iPhone12に同梱されるとする編み込み式のUSB-C to Lightningケーブルの写真も多数載せています。

同梱されるというUSB-C to Lightningケーブルのコネクタ部分は、ロジウムメッキ加工されたルテニウムで作られているということです。金メッキ加工に比べると、皮脂や液体、その他の腐食を効果的に防止し、耐久性が向上するようです。

ケーブル部分は、グレーと白のフィラメントが編み込まれていて耐摩耗性に優れています。PVCとTPEで作られているiPhone用のケーブルよりも摩耗しにくくなっているようです。

ケーブルの長さは1.05mで、今までのケーブルとほぼ変わらないものになっています。
ケーブルの直径は3.04mmで、iPhone11シリーズのケーブルよりやや太くなっています。

充電については、iPhone11 Pro Maxを8.98V 2.52A 22.68Wの電力で充電。iPad Air3は15.02V 2.17A 32.72Wで充電できているということで、充電能力的には十分なケーブルです。

iPhone12の付属品はこの編み込み式のUSB-C to Lightningケーブルだけになるか

2020年の9月または10月に発表・予約・発売と予想されるiPhone 12のパッケージには、有線イヤホンEarPodsとUSB充電器が同梱されず、ケーブルだけになるという情報があがっています。

iPhone12に編み込み式のUSB-C to Lightningケーブルのみ同梱となれば、ユーザーはUSB-C電源アダプタを用意する必要がありますね。

編み込み式のUSB-C to Lightningケーブルについては、信頼性が高いリーカーの有没有搞措（@L0vetodream）氏もリツイートしています。

[Source ＆ 画像：充电头网 ]
（nishiyama082）