iPhone12シリーズには有線イヤホンのEarPodsが同梱されないという情報が、少し前から出ています。そして最近では、電源アダプタも付属品から外されて同梱されないのではないかという情報もあがってきました。
それに加えて、iPhone12シリーズだけではなく、なんと現在販売が好調なiPhone SE(第2世代)もEarPodsと電源アダプタが同梱されなくなるとの情報を、予想的中率が高い有名リーカー有没有搞措(@L0vetodream)氏が伝えています。
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EarPodsと電源アダプタが同梱されない説が急浮上
2020年新型iPhoneのiPhone12シリーズには、有線イヤホンのEarPodsが同梱されないだろうというアナリストのMing-Chi Kuo氏の意見を、5月の末にMacRumorsが報じました。
また、Ming-Chi Kuo氏がEarPodsに加え電源アダプタも同梱しないという予想をしていることを、6月末に9to5Macが伝えたことで、iPhone12の付属品はいったいどうなるのかと注目を集めています。
EarPodsと電源アダプタがiPhone12の付属品から外れるという予想には、英国の銀行Barclaysのアナリストなども同意見だといわれています。
今回、Appleの新製品についての予想的中率が高い有没有搞措氏が、EarPodsと電源アダプタがiPhone12には同梱されないという予想をTwitterに投稿したことで、同梱されないという情報の信憑性が高くなっています。
iPhone SE(第2世代)もEarPodsと電源アダプタが同梱されない?
有没有搞措氏はまた、iPhone12シリーズだけではなく、現行機種のiPhone SE(第2世代)もEarPodsと電源アダプタが同梱されなくなると予想しています。
販売中のiPhoneの付属品が外されるということは異例のため、信じがたい情報ですが、有没有搞措氏が投稿した内容ということもあり、その可能性はあるかもしれません。
そうなると、iPhone SE(第2世代)の販売価格は同梱されない分、さらに安くなるのでしょうか。
EarPodsと電源アダプタを同梱しないメリット
EarPodsと電源アダプタがボックスに同梱されない場合、iPhone12シリーズのパッケージ(ボックス)を、現行モデルのパッケージより薄くコンパクトにデザインすることが可能になります。
薄くコンパクトになったパッケージは、物理的に体積が減るので、パッケージの原材料も減り、1回あたりの輸送台数が増えます。結果的にコストダウンと環境に配慮することにつながるでしょう。
Apple製品のパッケージに使われているすべての木材繊維は、再生資源かAppleが管理している森林から調達したものだと公式サイトに明記されています。
環境に配慮しているAppleの戦略としても、付属品の同梱廃止の可能性は高いかもしれません。
5G対応によるコストアップ分をEarPodsと電源アダプタ同梱廃止で調整
iPhone12シリーズは、2020年9月または10月に発表(予約日は発表同月?)・発売予定です。4モデル登場とされるiPhone12は、すべてのモデルが5Gに対応しているといわれています。
ただし、5Gに対応するためのモジュール等でコストがかかるため、EarPodsと電源アダプタ同梱廃止により、そのコスト分をカットするのではないかという意見が多くなっています。
iPhone12の価格は649ドルからといわれていますので、この価格帯からのスタートを実現するための方法であるなら納得です。
[Source:MacRumors , 有没有搞措(@L0vetodream) ]
(nishiyama082)