Appleの2020年新型iPhone、iPhone 12シリーズ用のカメラレンズは7月中旬から出荷が開始されるという情報を、アナリストのMing-Chi Kuo氏がレンズ製造パートナーのLARGAN Precisionから得たとAppleInsiderが報じています。
レンズの生産のピークは通常より遅れる模様
LARGAN Precisionの2020年後半のレンズの生産期間が4週間から6週間遅れている模様で、iPhone用のレンズの出荷数ピークが9月から11月になると予想されるということです。
例年であれば、出荷数のピークが8月から10月の間になるので、2020年度はやはり1カ月程度レンズの生産出荷まで遅延がありそうです。
iPhone12の発表と予約日・発売は通常9月に行われます。Ming-Chi Kuo氏はiPhone12の発表・発売については触れていなかったようですが、上記のことを考えると9月に発表されるかもしれないという楽観的な情報に安心するのはまだ早いかもしれません。
新型コロナウイルスの影響はやはり大きいのでしょう。
iPhone12のカメラレンズは7枚仕様
Ming-Chi Kuo氏は2020年3月の段階で、iPhone12 Pro Max 6.7インチモデルは、イメージセンサーが1/1.9型に大型化し、レンズが7枚構造(7P)にスペックアップ。超広角カメラにレンズシフト式の光学手ぶれ補正が搭載されるすると予想していました。
今回のレポートで、Ming-Chi Kuo氏は「ハイエンド」という表現をしており、カメラレンズ自体のことに言及をしていないようですが、iPhone12にハイエンド=7枚構造のカメラレンズを採用すると考えても良いのではないでしょうか。
[Source:AppleInsider 画像:EverythingApplePro ]
(nishiyama082)