iPhone13 予約・在庫ログ

iPhone12のオートフォーカスは改良され2022年のiPhoneにはペリスコープカメラレンズを採用

iPhone12のカメラのオートフォーカスは、現行のiPhone11と比べてより改良され、性能がよくなるとAppleinsiderが伝えています。
また、2022年似発売されるiPhone14(仮)には、ペリスコープカメラレンズが搭載されるということです。

SemcoとSunny Opticalがレンズのサプライヤーに加わる

2020年新型iPhone、iPhone12の発表日・予約日・発売日は9月から10月にという情報が多く、詳細が待たれる状況です。

そのiPhone12のカメラ機能の中で重要なオートフォーカスが、iPhone11と比べて改良され、性能がよくなるとの情報をAppleの情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏が最新のレポートで伝えたようです。

その背景には、新しいカメラサプライヤーの加入があるようです。今回新しく加わるのは、韓国のSemcoと中国のSunny Opticalです。それぞれ2020年の後半から2021年にiPhoneサプライチェーンに加わるということです。

この2社は韓国と中国のベストレンズサプライヤーであり、この2社が加わることで、さらなるサプライチェーン同士の競争を起こし、性能を高めコストを削減する方針のようです。

iPhone12のオートフォーカス機能の向上させるために、Appleは6枚構成のボール型VCM(ボイスコイルモータ)技術を採用し、韓国のSemcoがこの部分に参入するだろうとMing-Chi Kuo氏は予想しています。

2022年iPhone14にはペリスコープカメラレンズが搭載される

また、Ming-Chi Kuo氏は2020年のiPhone14には、ペリスコープカメラレンズが搭載されると予測しています。

前述のSemcoは、2022年にiPhone用のペリスコープカメラレンズ全注文数の約半分を獲得し出荷すると予想されていて、iPhone14は写真の画質がより向上しそうです。

ペリスコープカメラレンズとは?

ペリスコープカメラレンズは、「ペリスコープ(潜望鏡)」構造のレンズのこと。「屈曲光学系」という技術を使ったレンズであり、小さくて薄いiPhoneのボディの中にズームレンズを搭載するためには必要なレンズです。

高倍率の光学望遠カメラをiPhoneに中に搭載しようとすると、奥行き(厚み)が必要になります。
厚みを出せないiPhoneに、プリズムを使って光を90度曲げて高倍率を可能にするのがペリスコープカメラレンズ。

これにより、薄いiPhoneの中でもレンズが飛び出すことなく、また、防水防塵性能を損なうことなく搭載することが可能になります。
なお、Appleは「折りたたみ式レンズ」に関する複数の特許を保有しています。

Androidスマートフォンでは、Huaweiがこの技術を使い5倍の光学ズームを可能にしたP30 Proをすでに発売しているので、今後Appleが、カメラ性能をさらに進化させるためには、光学ズームの倍率アップを視野に入れているのは当然といえるでしょう。

オートフォーカス機能が優れたiPhone12、そして、ペリスコープカメラレンズを搭載した2022年のiPhone14の登場も楽しみですね。

[Source:AppleInsider 画像:EverythingApplePro ]
(nishiyama082)

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