Appleが7月22日にリリースしたiOS 14の開発者向けのベータ3の中に、2020年9月または10月に発表予定の5.4インチiPhone12を示すディスプレイ解像度の情報が見つかったと、9to5Macが報じています。
5.4インチiPhone12はベータ3の「ディスプレイ表示を拡大」機能の中に確認できる
「ディスプレイ表示を拡大」機能(ズームモード)はボタンやアイコン、テキストなどのインターフェイス要素を拡大することができます。
この機能は、システム全体のインターフェイスを小型のiPhoneで使用されるインターフェイスに変更することで機能させています。
例えば、5.5インチのiPhoneを使用している場合は、ズームモードは4.7インチiPhoneと同じインターフェイスを使用します。
4.7インチiPhoneを使用しているときは、4インチiPhoneのインターフェイスが表示されるようになっています。
1つ小さなディスプレイを使うことで、拡大をさせているシンプルな構造です。
iOS14のベータ3では、AppleがはじめてiPhone X、iPhone XS、iPhone 11 Proの「ディスプレイ表示を拡大」機能を追加しました。
このことが、5.4インチiPhone12の存在を示すことにつながったようです。
960×2079ピクセルは5.4インチiPhone12
9to5Macは、iOS14のベータ3内に.iPhone Xより解像度が低いものを確認したと伝えています。
9to5MacがiOSシミュレーターを使い強制的に実行したのが、960×2079ピクセルの解像度です。クラッシュすることなく正常に表示されたとのことです。
960×2079ピクセルの解像度は、iPhone Xのアスペクト比と同じになっていますが、iPhone Xの解像度1125×2436ピクセルよりは小さくなっています。
したがって、960×2079ピクセルの解像度は5.4インチiPhone12用に準備されている可能性が非常に高いと9to5Macは考えています。
5.4インチのiPhone12は、初代iPhone SEよりも大きく、iPhone SE(第2世代)よりはコンパクトになると予測されています。
Appleは2020年の秋、9月から10月に5.4インチから6.7インチのディスプレイサイズを備えた新しいiPhone12を発表・予約・発売するという見方が多いのですが、一部モデルは10月の発売ではなく、11月の発売だという噂があがっています。
[Source:9to5Mac 画像:phone Arena.com ]
(nishiyama082)