Appleは2021年発売のiPhone13の一部モデルをポートレス化するという情報がありますが、そのポートレス化のために、Appleが新しいデータ通信用の端子を準備していると、信頼性の高い情報をリークしている有没有搞措(@L0vetodream)氏がTwitterに投稿しています。
iPhoneにMacBookのMagSafeコネクタのようなものが搭載される?
有没有搞措氏の投稿は以下のものです。
in my dream,the new way of data transfer and connection , is under testing, something like the “mage” connector. By doing all this is to get ready to welcome the wireless IPhone. And the UWB will be the main trend in future for transferring data and ” other purpose”
— 有没有搞措 (@L0vetodream) June 7, 2020
「(Appleは)MagSafeコネクターのようなものを使っての新しいデータ転送方式と接続方法をテスト中。これらは、新しいワイヤレス(ポートレス化された)iPhoneを迎えるための準備としてのテストだ。将来的にデータ転送やその他の目的に使われる中心はUWBとなるだろう。」
有没有搞措氏によると、データ転送用のコネクタはMacBookに以前使われていたMagSafeコネクター形式になるとのこと。MagSafeコネクターは磁力によりケーブルとポートをつなぐ形式のもので、接続が簡単でありケーブルに引っかかってもコネクタがすぐに外れるため、MacBookが机等から落下しないというメリットが大きなコネクターでした。
MagSafeのような形式であれば、接続も簡単に行えるため、ポートレス化したiPhone13には最適なコネクターですね。
iPhone12 Pro MaxのCADデータの中にあったとされる新型Smart Connectorのようなものが、このMagSafeコネクターのことかもしれませんね。
データ転送の主流になるUWB
MagSafeのような新しいデータ転送方式と接続方法が、MacやPCとの接続にも使われ、データのやり取りとして使われる可能性があります。
近距離のiPhoneやその他デバイスとのワイヤレスでのデータ送受信にもっとも使われるのが「UWB」になると、有没有搞措氏は伝えています。
UWB(超広帯域無線)は、数十年前から存在する技術であり、現在は主に産業用として使われています。Bluetoothよりも精度が高い空間認識機能を持っているUWBは、iPhone11シリーズのの「U1」チップに搭載されたことで、一気に注目されました。
Appleのサイトには
「AirDropを使って誰かとファイルを共有する時は、あなたのiPhoneを相手のiPhoneに向けるだけで、その人たちがリストの最初に表示されます」
と書かれていて、AirDropをより便利に使うためにiPhone11シリーズにUWBを取り入れたとしています。
将来的には、Appleが開発していると噂されている「Apple Tag(仮)」と拡張現実(AR)機能を連動していろいろなサービスに結びつけるのではないかといわれています。
iPhone11シリーズに搭載されたU1チップがiPhone12にも引き続き搭載されるならば、UWBを使った通信手段の広がりは、iPhone13でも期待できるものとなりそうです。
[Source:有没有搞措(@L0vetodream) 画像:EverythingApplePro]
(nishiyama082)