多くのApple製品のリーク情報を伝えているEverythingAppleProがYouTubeチャンネルで、xdadevelopersのMax Weinbach（@Max_Weinbach）氏からの情報として、2020年秋に発売予定のiPhone 12の120Hz対応ProMotionディスプレイと240fpsでの4Kビデオ撮影機能について語っています。

120Hz対応ProMotionディスプレイはAppleのテストは合格したものの問題を抱えている

Max Weinbach氏からの情報として、iPhone12用の120Hz対応ProMotionディスプレイの動作状況は良好とのこと。ただし、iPhone12 Pro Maxについては、Apple内部のテストをすべてクリアしたのですが、6.1インチのiPhone12 Proは、こえなければいけない課題が残っているようです。

iPhone12 Proに搭載した120Hz対応ProMotionディスプレイは、Appleが準備している5つのテストのうち4つに合格。しかし、最終テストをクリアできなかったということです。

現在Appleは、iPhone12 Proの最終テストをクリアさせるために、ディスプレイの修正に必要なコストの調査を始めていて、その修正についての予算によってiPhone12 Pro用の120Hz対応ProMotionディスプレイの修正の方針を決めるようです。

240FPSでの4Kビデオ録画機能

Max Weinbach氏は、他にも、iPhone12のビデオ撮影機能（動画撮影機能）についての情報を、EverythingAppleProに提供したとのことです。

それによると、Max Weinbach氏はiOS14のカメラアプリのコード内を調査したときに、120fpsと240fpsでの4Kビデオ撮影機能についてのコードを見つけたようです。
また、120fpsと240fpsでのテストをAppleが開始していることは確認済みだとも語っているようです。

iPhone11シリーズのビデオ撮影は、4Kビデオ撮影時は24fps、30fpsまたは60fpsというスペックなので、Max Weinbach氏の情報が正しいとするならば、iPhone12のビデオ撮影機能は大幅にアップすることになります。

9月に発表、発売日も9月かもとの情報が多くなっているiPhone12。ディスプレイが120Hz対応で、ビデオ撮影が現実的な予想値として、4K撮影時に最大120fps、スローモーション動画撮影時に最大240fpsでできるようになるのであれば、映像、動画系で非常に注目されることになりそうです。

[Source ＆ 画像：AppleInformed , EverythingApplePro ]
（nishiyama082）