台湾のDigiTimesのレポートによると、Appleは6月末の技術検証試験(Engineering Validation Test)の第2フェーズを完了する予定で、その後7月にiPhone12の生産を開始すると、MacRumorsは伝えました。
iPhone12の全モデルが同時発売なのかは不明
DigiTimesのレポートでは、iPhone12の全モデルが技術検証試験(EVT)を6月末に完了し、7月から生産開始となっているそうです。しかし、4モデル発売といわれているiPhone12の全モデルの発売次期には触れられていないようで、同時に発売なのか、モデルによって発売次期が遅れるのかは不明です。
5G ミリ波に対応するiPhone12 Proシリーズの発売は遅れる?
2020年秋に発売されると言われているiPhone12は以下の4モデルです。
・iPhone12(5.4インチ)
・iPhone12 Max(6.1インチ)
・iPhone12 Pro(6.1インチ)
・iPhone12 Pro Max(6.7インチ)
これらの4モデルの中で、iPhone12とiPhone12 Maxは「Sub6(サブ6GHz)」、iPhone12 ProとiPhone12 Pro Maxは「ミリ波」で5Gに対応するという情報が多く出ています。
「ミリ波」に対応する場合は製造上の課題があり、iPhone12 Proシリーズの2モデルは発売が遅れるのではないかといわれています。
また、OLEDパネルの製造についての課題もあるといわれていることから、生産が7月から始まったとしても、ハイエンドモデルのiPhone12 ProシリーズはiPhone12、iPhone Maxと同時発売の可能性は低いのではないかと考えられます。
ハイエンドの2モデルの発売が遅れるとしても、iPhone SE(第2世代)よりも小さいと噂される5.4インチiPhone12は、9月発表で予約日も9月、そして可能なら9月発売となってほしいですね。
[Source:MacRumors 画像:EverythingApplePro]
(nishiyama082)