台湾DigiTimesの情報によると、9月発表、発売日は9月から10月ではとされているAppleの新型iPhone「iPhone12」のカメラ部分は、LGとシャープ、O-filmの3社が受注すると伝えています。
ハイエンドモデルはLGが、その他はシャープ、O-filmが担当するのか?
今までの情報では、2020年の新型iPhoneとされる「iPhone12」は、エントリークラス相当の5.4インチモデルと6.1インチモデル。Proシリーズの6.1インチと6.7インチの4モデルではないかといわれています。
4モデルともディスプレイは有機EL(OLED)を採用。iPhone12シリーズは11のようなデュアルレンズを搭載し、Proシリーズはトリプルカメラ+LiDARの4眼になるという情報が多くなっています。
そのカメラ部分の受注について、DigiTimesはLGとシャープ、O-filmの3社が担当するのではないかということです。
担当内訳は下記のようになるのではとDigiTimesは報じています。
iPhone12(5.4インチ 2眼)→シャープ、O-film
iPhone12 Max(6.1インチ 2眼)→シャープ、O-film
iPhone12 Pro(6.1インチ 4眼)→LG
iPhone12 Pro Max(6.7インチ 4眼)→LG
新型iPhone 2020年の出荷台数予想
DigiTimesによると、iPhone12 Proシリーズを担当するLGのカメラモジュールは、2020年末までに3,500万台から4,000万台の出荷数になるということです。
シャープとO-film担当のProではない5.4インチと6.1インチモデルのカメラモジュールは、2020年末までに5,000万台から5,500万台になるのではないかと予想しています。
また、シャープとO-filmの出荷台数の比率は、シャープが全体の60%から70%になり、残りをO-filmが担当し、全体に対する比率は30%から40%であり、生産は2020年7月から開始されるのではないか伝えています。
アナリストのMing-Chi Kuo氏は、6.1インチと5.4インチのiPhoneは9月に量産開始の予定だが、ハイエンドの6.7インチ新型iPhoneの量産は、複雑な構造のため10月まで延期されると予想しています。
最新の業界予測では、2020年の新型iPhoneの出荷は7,000万台に到達する可能性が高いようです。4モデル発売されるといわれている中で、6.1インチの2モデルが総出荷台数の50%、Proシリーズの6.7インチモデルは15から20%。一番コスパが良い5.4インチモデルは全体の30〜35%との予想です。
[Source:MacRumors 画像:LETSGODIGITAL]
(nishiyama082)