iOSのアップデートについてはWWDCで詳細を発表するのが例年のスケジュールとなっています。今年の「WWDC 2020」は、6月22日(日本時間では6月23日)から開催されると発表がありました。
WWDC 2020では、ソフトウェアの情報の他、「AirTags」(紛失防止タグ)などハードウェアの新製品の発表があるのではないかと伝えられています。
iOS14の配信は、この秋に発表され9月予約で発売日は9月から10月予定のiPhone12と同時になると予想されます。
iOS14のコンセプト動画の完成後が高かった
iOS14が発表されるであろうWWDC 2020開催の6月22日まで、あと3週間ほどになりましたが、iOS14の情報を盛り込んだiOS14のコンセプト動画(ムービー)が公開されています。
iOS14のコンセプト動画は、アメリカのデザイナー向けSNS「dribbble(ドリブル)」でAleksey Bondarevが公開しています。
iOS14の初期ビルドの中で発見された画像から、iOS14に搭載されるのではないかといわれている「ホームスクリーンウィジェット」を再現したものです。
アイコンが変化する様子やウィジェットの動きなどはなめらかであり、コンセプト動画とは思えない出来になっています。
Androidでは、ホーム画面に各種のウィジェットを置くことは可能であり、アイコンも任意の位置に配置することができるので、iOSと比べると自由度が高いといえます。
iPadOSではホーム画面左側にウィジェット、右側にアイコンというスタイルで置くことができるようになりましたが、iPhoneではウィジェットとアイコンの同時表示はできません。
iOS14でコンセプト動画のように自由に配置できるようになれば、より見やすく便利にiPhoneが進化するでしょう。
iOS14の進化に期待
「ホームスクリーンウィジェット」について、リーカーのJon Prosser氏がYouTubeチャンネルFRONT PAGE TECHで、「見つかった画像は本物だが、iOS14の開発に関係するスタッフから実装されることはないと聞いている」と語っています。
iOSのホーム画面、特にiPhoneについては、デザイン的に大きく変わることなくアップデートが重ねられています。
iPhoneのホームスクリーンのアイコンを、ユーザーの好みでウィジェットを含めて自由に配置できると、今以上に使いやすくなるでしょう。iOS14でホームスクリーンウィジェットが実装され、iPhone12で動かせるようになることに期待したいですね。
[Source & 画像:Aleksey Bondarev(dribbble)]
(nishiyama082)