EverythingAppleProによると、2020年新型iPhone12シリーズの中のハイエンドモデルiPhone12 Proには、ProMotionディスプレイが搭載予定だということです。ProMotionディスプレイは120Hzのリフレッシュレートで素早い画面の動きにも追随し、よりきれいに見えるもの。iPhone12 Proではないベースモデルは60Hzのリフレッシュレートままになりそうです。
60Hzから120HzにリフレッシュレートアップのiPhone12 Pro
現行機種のハイエンドモデルiPhone11 Proのリフレッシュレートは60Hzです。これが120Hzになった場合はどのくらいの違いがあるのか、EverythingAppleProのYouTubeチャンネルを見るとはっきりとわかります。
EverythingAppleProの動画はこちらです。
120Hzの端末として「OnePlus 8 Pro」と60Hzの「iPhone11 Pro」を比較している部分(4分16秒から)を見ると、その違いがはっきりとわかりますね。リフレッシュレートが上がることで、素早い動きにもしっかりと追従しています。
iPhone12のベースモデルとProのハイエンドモデルの違いは、カメラの他にも5Gの周波数帯とリフレッシュレートと明確になりそうです。
バッテリーも大型化
リフレッシュレートを120Hzにするとより多くの電力を必要としますが、これを解決するために、内部のロジックボードを設計し直すようです。ロジックボードの再設計により内部にスペースを作り出します。そのスペース部分をバッテリーにあてることで4400mAHほどにバッテリーの容量をアップするのではないかとも伝えています。
iPhone12 Proのカメラは光学3倍ズームに
EverythingAppleProのYouTubeチャンネルでは、iPhone12 Proの望遠レンズは光学2倍から3倍になり、それに連動してデジタルズームも25倍か30倍になるとも伝えています。光学3倍の望遠レンズはナイトモードにも対応するのではないかということで、ますます写真をオールラウンドでキレイに撮れるようになりそうですよ。
iPhone12 ProにはLiDARセンサーが搭載される予定なので、暗所でのオートフォーカスまでの時間短縮とポートレートモードの背景のぼかし具合もより自然にキレイになる可能性が高くなります。
Face IDも改良され、より広範囲での認識が可能になるとのことです。認証のスピードもこれまでより最大3倍早くなるとも。
これだけの機能追加とスペックアップでも、iPhone12 Proの価格は現行モデルのiPhone11 Proと同価格帯におさえるのではないかとも伝えています。ハイエンド&高価格というイメージのあるiPhoneも、多くのユーザーに手にとってもらうために価格上昇傾向をおさえる方向でいくなら、ユーザーにとっては歓迎すべきことですね。
iPhone12の発表は2020年9月、モデルによって発売日は10月にずれ込む可能性もあり、価格については、iPhone12 Proが999ドル、iPhone12 Pro Maxは1,099ドルと伝えられています。
[Source&画像:EverythingAppleProのYouTubeチャンネル]
(nishiyama082)