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iPhone12の5.4インチと6.1インチ2眼モデルは5G ミリ波に対応せず?

2020年9月発表、発売日は10月とされる新型iPhone12の5.4インチと6.1インチの2眼(デュアルカメラ)モデルは、5G ミリ波には対応しないのではないかとJon Prosser(ジョン プロッサー)氏が、FRONT PAGE TECHのYouTubeチャンネルの中で語っています。

5G ミリ波に対応しないのはコスト的な面から?

Twitterで公開されているJon Prosser氏の価格情報では、5.4インチのiPhone12(2眼モデル)は649ドルからと予想しています。日本円にすると69,800円あたりになるので、予想が正しければ、現行機種のiPhone11と比べても5,000円安くなる計算です。

iPhone12を5G対応にしたうえでさらに安くするためには、どこかでコストをおさえないといけません。その部分が5G ミリ波に対応せずにSub6(サブ6GHz)のみの対応を選ぶのではないかという予想です。

iPhone12の2眼モデルも、スクリーンは有機EL(OLED)パネルといわれているので、対応する電波を絞ることで価格をおさえる作戦でしょうか。これは、国内で販売している5G対応Androidスマホでも取られている戦略です。

5G ミリ波とSub6の違い

5Gは周波数により「Sub6(サブ6GHz))」と「ミリ波」のふたつに分けられます。

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Sub6は、6GHz未満の比較的低い周波数帯のことです。4G周波数の延長として利用可能で、広いエリアをカバーすることができるのが特徴です。

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ミリ波は30GHz〜300GHz帯の周波数のことです。Sub6に比べて周波数が高いため、直進性も高くなります。そのため障害物と雨などにさえぎられる部分があり、広いエリアをカバーするには適していません。

国内で展開する5G対応スマホの多くはSub6のみの対応

現在5G対応の国内で販売されているAndroidスマホは、ハイエンドモデルのみミリ波にも対応させるというスタイルをとっています。予想されているiPhone12の5Gについての展開と同じですね。
通信環境も、当面国内ではSub6を中心に使い、スポット的にミリ波を使うということになるでしょうから、iPhone12のベースモデルがミリ波に対応していないとしても、2020から2021年度中は問題ないと考えられます。

[Source&画像:FRONT PAGE TECH]

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(nishiyama082)

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