11月上旬にドコモからソニーモバイルの最新モデル Xperia XZ3 (SO-01L)が発売されます。予約は10月17日(水)から開始。ドコモの冬春モデルの中でキャリアアグリゲーション (CA)に唯一対応しているソニーが本気を出したハイスペックモデル Xperia XZ3 (SO-01L)の発売日とドコモでの本体価格、そして月々の支払額と予約特典についてまとめてみましょう。
(発売日は11月上旬)
目次
前機種スペック比較でわかるXperia XZ3の進化
それではスペックから確認しましょう。ここでは進化ぶりがよくわかるように前機種Xperia XZ2との比較表を使い確認をしてみます。
Xperia XZ2はAndroid8.0 OREOでした。Xperia XZ3 のOSはAndroid 9.0 Pieです。
デザインはXZ2と比べると変わりました。ディスプレイの左右がカーブしたエッジディスプレイのデザインになっています。また、四隅もラウンド形状になり、全体的に柔らかい感じになっています。
そして、Xperia XZ2と比べると、幅が狭くなりましたが縦が5mm長くなりました。重さは5g軽くなって193gです。そして、本体の厚みが不評だったXZ2よりも薄くなって9.9mmになりました。軽く薄くなったのはバックライトを必要としない有機ELディスプレイを採用しているからです。
CPUはSnapdragon845 オクタコア RAMは4GBです。
本体ストレージは64GB。本体のストレージにプラスしてXperia XZ3はmicroSD 512GBまで対応しています。
バッテリーは3,200mAhに増加したので長時間駆動が期待できます。
カメラはインカメラが500万画素(F2.2)から1,320万画素(F1.9)にスペックアップしています。自撮りの画像も綺麗に撮れるようになりました。
カラーは4色。
ワイヤレス充電にも対応しています。防水はIPX5/8なので濡れた手でも安心して使うことができます。
ドコモ Xperia XZ3の特徴
Xperia XZ3の特徴はXZ2よりも進化したディスプレイとカメラです。ついにXperiaも有機ELディスプレイ(OLED)を搭載しました。
「BRAVIA」の技術が投入されたXperia XZ3の有機ELディスプレイ
Xperia史上初の有機ELディスプレイ(OLED)約6.0インチの大画面はソニーが培ってきた「BRAVIA」の技術を投入、ソニーが本気を出して手作り上げたディスプレイです。
ソニーがXZ3に投入した有機ELディスプレイ(OLED)は、高精細なクアッドHD+の解像度でHDR対応のディスプレイです。画像、動画をHDR相当の高コントラストで今まで以上に美しいスクリーンで見ることができるようになりました。
HDRアップコンバート機能でより美しくdTV、DAZN for docomo、YouTubの動画を、HDR相当の美しさに自動で変換し、表示してくれます。美しいコントラストで映像を堪能できます。
それに加え、有機ELディスプレイはエッジ部分がサイドに回り込んだデザインが特徴です。サイドに回り込むことでディスプレイの横幅すべてがスクリーンになり、表示領域が大幅にアップしています。迫力があります。
AIでユーザーの行動を予測するサイドセンス
ディスプレイのエッジ部分、サイドには新機能「サイドセンス」を搭載しています。6.0インチの大画面でありながら、片手で操作できる「サイドセンス」は画面のサイドをダブルタップすることで起動します。
そして、組み込まれているAIでユーザーの行動を予測してアプリや設定画面を先回りして表示してくれる機能が「サイドセンス」です。
上下左右にスライドすることでバック操作も可能になっています。
SNSやWEBサイトを見るているときなどは、サイドを上下にスライドするとバック操作の代わりになり、カメラ使用時にはダブルタップするとシャッターを押すことができます。これは便利です。
Xperia XZ3の4K HDR 高性能カメラ
Xperia XZ3のカメラはソニーが蓄積しているデジタル一眼の技術を使った高性能カメラです。
高速読み出しが可能なメモリー積層型イメージセンサーを搭載し、イン、アウトカメラともにXZ2よりも大幅に進化して撮りたいという気持ちになるカメラに仕上がっています。逆光に強い4K HDR動画撮影も可能です。
Xperia XZ3のカメラには「スマートカメラ起動」という便利な機能があります。これはXperia XZ3を横に構えるだけでカメラが起動する機能です。いちいちカメラアプリを立ち上げる必要がなく、すぐ撮影可能になるので撮りたいシーンを逃しません。
メインカメラが1,920万画素のシングルカメラというのは、iPhoneXSやHUAWEI P20 Proなどと比べると物足りない部分はありますが、HDR スーパースロー撮影に対応していて、逆光にも強い高性能カメラなので性能的には満足のいくものになっています。XZ2と比べても暗い場所での撮影は確実にノイズが減って撮影できるように仕上がっています。
また、960コマ/1秒で撮影することができるスーパースロー映像を高画質 フルHDで撮影できます。
動画を撮るときに威力を発揮する強力な手ブレ補正機能が搭載されているので、手でXZ3を持ったまま被写体を追いかけて撮影しても、なめらかに手ブレ補正をかけてくれます。
ドコモ Xperia XZ3 (SO-01L) 発売日はいつ?
各キャリアともXperia XZ3の発売日は11月上旬とアナウンスされていましたが、auがXperia XZ3の発売日を「11月9日発売予定」と発表しました。
ドコモ、ソフトバンクもauと同日の発売になると予想されますので、ドコモ Xperia XZ3 (SO-01L) の発売は11月9日(金)の線が濃厚です。
ドコモ Xperia XZ3の本体価格
Xperia XZ3 SO-01Lの機種代金は一括で98,496円(税込)です。24回分割では 4,104円 ×24回になります。
auが99,360円、ソフトバンクが128,563円なので、3社の中では一番安い価格です。
ドコモ Xperia XZ3の月々の支払額は?
Xperia XZ3の月々の支払額をみてみましょう。代表的なプランで支払額を計算してみました。
シンプルプラン+ベーシックパック(〜1GB)のプラン
2年間定期契約有の通話従量制+ベーシックパック(〜1GB)のプランです。一番安く毎月の支払額を抑えるプランです。
新規契約と機種変更の場合の支払額
Xperia XZ3の機種変更と新規契約は月々サポートの額が1,728円です。MNPより低くなります。そのため、支払額は少し高くなります。月々の支払額は6,890円です。
MNPを使って乗り換える場合の支払額
MNPでの乗り換えは月々サポートの額が2,430円です。MNPは月々サポートの額が高くなります。機種変更と新規契約に比べて安い支払額になります。Xperia XZ3の支払額は6,188円です。
カケホーダイライト+ベーシックパック(〜3GB)のプラン
2年間定期契約有のカケホーダイライト(5分間無料通話)+ベーシックパック(〜3GB)のプランです。
新規契約と機種変更の場合の支払額
月々の支払額は8,856円です。
MNPを使って乗り換える場合の支払額
月々のXperia XZ3の支払額は8,154円です。
カケホーダイライト+ウルトラデータLパックのプラン
2年間定期契約有のカケホーダイ(国内通話24時間無料)+ウルトラデータLパック(20GB)のプランです。
新規契約と機種変更の場合の支払額
月々の支払額は11,016円です。
MNPを使って乗り換える場合の支払額
月々のXperia XZ3の支払額は10,314円です。
カケホーダイ+ベーシックパック(〜5GB)のプラン
カケホーダイの通話メインのプランです。
新規契約と機種変更の場合の支払額
新規契約と機種変更の場合の支払額
カケホーダイライト+ウルトラデータLパックのプランとカケホーダイ+ベーシックパック(〜5GB)のプランの月々のXperia XZ3の支払額は同じです。
通話がメインであればカケホーダイ+ベーシックパック(〜5GB)のプランを選択、データ通信メインであればカケホーダイライト+ウルトラデータLパックのプランを選択すれば良いですね。
ドコモの Xperia XZ3 予約特典は?
Xperia XZ3購入特典があります。
Xperiaロゴ入りオリジナル”本革Xperiaスタンドプレゼント
docomo Xperia XZ3を購入すると先着で、”Xperiaロゴ入りオリジナル”本革Xperiaスタンド(非売品)を店頭販売分とオンラインショップ販売分の合計29,000名にプレゼントされます。早めの予約がいいですよ。なくなり次第終了しますからね。
オンラインショップ限定特典
2018年9月1日(土)から2018年11月30日(金)までの間にXperia XZ3をオンラインショップで購入すると、契約・他社からのりかえ(MNP)の場合は機種代金から5,184円(税込)割引されます。
機種変更(Xi→Xi、FOMA→Xi)の場合は dポイント(期間・用途限定)5,184ポイントがプレゼントされます。
Xperia XZ3を購入するならドコモのオンラインショップがお得です。契約事務手数料なし、頭金なし、配送料無料なので使わない手はないですね。
Xperia XZ3とiPhoneXS Maxを比べてみた
先日発売された新型iPhoneの中で、Xperia XZ3とほぼサイズが同じ「iPhoneXS Max」と比較してみましょう。
Xperia XZ3とiPhoneXS Maxのスペックの違い
サイズは幅はあるものの少しだけiPhoneXS Maxの方が小ぶりです。Xperia XZ3はやや細長いです。幅が狭いので、持ちやすいのはXZ3でしょう。重量はXZ3の方が軽いです。
iPhoneXS Max,Xperia XZ3ともにメモリは4GBを搭載しています。
カメラはiPhoneXS Maxがデュアルレンズに対してXperia XZ3はシングルレンズですが、画像の仕上がりはきれいです。
OSの違いがあるので、そのままのスペック比較はできませんが、両機ともに動作速度は同じくらい快適です。
Xperia XZ3とiPhoneXS Maxの動作速度の違いについてはこちらの動画で比較されています。
本体価格の差が約4万円なので、価格的にはXperia XZ3が有利です。実はXperia XZ3の本体価格はドコモのiPhoneXR 64GBと同じです。
ドコモのiPhoneXRについてはこちらに書いています。
完成度が高いXperia XZ3 (SO-01L)
Androidスマートフォンの中で、この頃はGalaxyやHUAWEIが躍進している一方でXperiaシリーズは今ひとつ勢いがありませんでした。しかし、Xperia XZ3はサイドまで回り込む有機ELディスプレイを採用し、デザインをより洗練したものに仕上げてきました。そして、カメラの性能もアップし完成度の高いハイエンドスマホに仕上がっています。
旧モデルを使っているXperiaユーザー、そして、スペックが高くデザインと性能と価格のバランスが良いAndroidを探している方におすすめできるのがXperia XZ3です。
(nishiyama082)