以前、2020年に”折りたたみ可能な”iPhoneが登場する可能性があるということを紹介しましたが、”折りたたみ可能”なスマートフォンが今後展開されていく可能性を高めてくれるような情報が、海外メディアのBGRによって公開されました。
Samsungが折りたたみ可能式デバイスに関する特許を取得
今回、BGRが公開した情報によると、Samsungは「折りたたみ可能なデバイス」に関する特許を2017年6月に申請していたということがわかりました。
以前から、Samsungが2018年に発表すると予測されている「Galaxy X」(仮称)について、「折りたたみ可能なデバイスになるのではないか」という噂が流れていましたが、その噂がこの特許申請によってより真実味を帯びた形となりました。
Let’s Go Digitalによって明らかになったこの特許では、シリンダー様の丸い筒状のものに、ディスプレイを丸めて収められるような形状のスマートフォンが映し出されています。
まるで巻物を彷彿させるようなデザインには、正直驚きが隠せません。
Samsungが取得した特許はもう一つあり、こちらは四角い棒状の筐体に、ディスプレイを巻きつけるようなデザインとなっています。
これらのデザインはOLEDディスプレイの持つ伸縮性といった特性を存分に活かしたデザインとなっており、技術的には現段階でも充分に開発が可能と言われています。
折りたたみ可能なスマートフォンは登場するのか
Apple社も米国特許商標庁(USPTO)に折りたたみ可能なOLEDディスプレイについての特許を申請していたことも以前から明らかになっており、今後のスマートフォンがさらに新しい形態へと進化していく可能性を感じさせてくれます。
Apple社、Samsung社共に、取得した特許のデザインのスマートフォンを販売するかどうかということには言及しておらず、”折りたたみ可能”なスマートフォンが今後展開されていくかどうかという確信は現段階ではありません。
しかし、「もしスマートフォンを折りたたんでポケットに入れることができたら…」と考えるだけでも、我々をワクワクさせてくれるような気持ちにさせてくれるのは間違いがないことです。
Samsungが申請した特許に載っているデザインについては賛否両論あるかと思われますが、今後もスマートフォンの進化に期待が膨らみます。
[Source:BGR](yorimorishima)