KGI証券のアナリストMing-Chi Kuo氏によると、AppleはL字型のバッテリー構造を、来年発売予定の6.5インチと5.8インチiPhoneに導入する可能性があるようです。これによってさらにバッテリー容量と寿命が伸びるかもしれません。
「iPhone X」よりもバッテリー寿命が10%向上?
今年発売された「iPhone X」も、L字型のバッテリー構造となっていました。しかしMing-Chi Kuo氏は、Appleは更にバッテリー技術を向上させ、バッテリー容量を増やすだろうと伝えています。これは6.5インチと5.8インチのOLEDディスプレイiPhoneに搭載される予定です。
また、来年の5.8インチiPhoneは2,900mAhから3,000mAhほどのバッテリー容量を持つとみられています。現在の「iPhone X」のバッテリー容量は2,716mAh ですから、もしこれが実現したら、来年のiPhoneは10%ほどバッテリー寿命が伸びることになります。
バッテリー寿命の向上は、多くのiPhoneユーザーが待ち望んでいるものです。Appleはこれまで様々な技術革新を行ってきましたが、バッテリー寿命に関しては大きな革新はありませんでした。
しかし、来年のiPhoneのバッテリー寿命が10%ほど向上するとなれば、全体として1〜2時間ほどiPhoneを使える時間が伸びることになります。これはかなり大きな変化だといえるでしょう。
また、Appleは6.5インチと5.8インチのOLEDディスプレイiPhoneに加えて、6.1インチのLCDディスプレイモデルも発売する予定です。
Ming-Chi Kuo氏は、6.1インチのiPhoneはコスト削減のため、L字型のバッテリーを搭載しない可能性もあるが、「iPhone8」よりは、バッテリー容量は向上すると予測しています。
[Source:9to5mac] (yorimorishima)