Appleはこれまで、「iPhone X」「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」の販売台数を公表してきませんでした。しかし、Mixpanelの解析結果から、11月3日に発売された「iPhone X」の実際に使われている台数が、9月22日発売の「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」を越していた事が分かりました。

「iPhone X」のシェアは4.76%に！

Mixpanelは、アプリの通信情報を利用して、実際にユーザーに使用されているiPhoneを解析しました。上のグラフを見ると、11月3日に発売された「iPhone X」の稼働台数は、 「iPhone 8」を12月11日で、「iPhone 8 Plus」を12月21日の時点で上回っていることが分かります。

また、最新の稼働台数シェアは、「iPhone8 Plus」が3.59%、「iPhone8」が2.78%となり、「iPhone X」は4.76%のシェアに上昇しました。

Mixpanelは、これまでのモデルも含めて稼働台数を検証しています。「iPhone7」「iPhone7 Plus」以前のモデルを含めた稼働台数シェアは、「iPhone7」が約20%、「iPhone7 Plus」が約15%で、「iPhone6s/6s Plus」 以前のモデルが約55%という結果となりました。

「iPhone X」の稼働台数は増えているとはいえ、「iPhone7」「iPhone7 Plus」の稼働台数とまだまだ差があります。

しかし、生産供給の安定化によって、これからも「iPhone X」のシェアが増え続けることが予想されるので、数ヶ月後には「iPhone7 Plus」のシェアを追い抜く可能性が高そうです。

[Source:Business Insider] (yorimorishima)