2017年10月27日に予約が開始され、11月3日から販売される「iPhoneX」について新しいニュースが公開されました。
「iPhoneX」が公式的に公表される以前、「フロントパネル全体がディスプレイとなっているiPhoneXにTouch IDを内蔵するのは難しい」と言われていました。
しかし、Appleのハードウェアエンジニアリングを担当する上級副社長Dan Riccio氏は、TechCrunchでのインタビューにて、
「Touch IDを画面に内蔵すること、バックパネルやサイドボタンなどのその他の部分に配置することは考えず、開発の早期の段階で成功の兆しが見えていたFace IDに切り替えるつもりで開発していた」
とのコメントをしました。
iPhoneXにTouch IDを搭載するという噂の真偽
そもそも、噂の発端はAppleが新たなiPhoneのために「Touchパネル内蔵型ディスプレイ」を開発し、さらにその特許を取っていたということにありました。
特許を取っていたことから、Appleは新たなiPhoneに「Touch ID」を組み込む予定であったということは確かですが、Dan Riccio氏のコメント通り、早期の段階で開発の見通しがたっていた「Face ID」に切り替えて開発を進めたということになります。
その後、「iPhoneXにTouch IDを内蔵することが困難であり、開発期間が延長される」など色々な噂が飛び交いましたが、結果的に「Touch ID」は廃止され、新たな機能である「Face ID」が搭載される運びとなりました。
iPhoneについて信頼度の高い情報を発信し続けているKGI証券のMing-Chi Kuo氏によると「Face ID」機能は来年以降のiPhoneにも搭載される予定であるとのこと。
「Face ID」に用いられる「True Depthカメラ」の生産に手間取り、「iPhoneX」の在庫状況にも懸念が残されていましたが、それも今は既に安定しているとの情報もあります。
来年以降のiPhoneはやはり「iPhoneX」が基本となっていくのでしょうか、まだ「iPhoneX」が発売されてもいませんが、次々と新機能にアップデートされていく様子を考えると、来年以降のiPhoneにも期待が膨らみますね。
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[Source: TechCrunch] (yorimorishima)