2017年11月3日に販売が開始された「iPhoneX」のAppleオンラインストアでの出荷日が「1〜2週間」に短縮されました。

「iPhoneX」出荷日は「1〜2週間」

「iPhoneX」のすべてのモデルで在庫状況が緩和し、１１月２２日に、まずはアメリカでの出荷日が「1〜2週間」に変更され、その後、11月23日昼頃に日本国内での出荷日も「1〜2週間」へと変更されました。

「iPhoneX」は予約開始と同時に売り切れるという人気ぶりで、予約開始当初の出荷日は「5〜6週間」、発売日時点での出荷日は「3〜4週間」、11月半ばの時点で「2 〜3 週間」と出荷日は短縮されていきましたが、ついに「1〜2週間」へと変更され、懸念されていた在庫状況は改善されたと考えられます。

「iPhoneX」の生産に関する問題がすべて解決か?

「iPhoneX」が販売を開始される以前から、KGI証券の著名なアナリストMing Chi Kuo氏らが「iPhoneX」の生産問題点をいくつか挙げていました。

「Face ID」に用いられる「True Depth」カメラシステムや、ドットプロジェクタ、フレキシブル基盤（広角レンズモジュールに用いられる部品）等の生産に遅れが出ていることが原因とされ、予約開始直後は”「iPhoneX」の供給不足は2018年の前半まで続く”、とも予想されていました。

しかし、米メディアの「AppleInsider」では「Appleが生産ボトルネックを解決したことを示唆しています。」とのコメントもあり、現在のAppleの対応を見る限り、「iPhoneX」の生産に関する問題はほぼ解決されたと考えてもよいのかもしれません。

［Source:AppleInsider］（yorimorishima）