2017年11月3日に販売が開始された「iPhoneX」。

爆発的な人気と需要から、これからのiPhoneを象徴するにふさわしい10周年記念のプレミアムモデルとなりました。

しかし、その光の面の影で、以前から、ディスプレイに緑色の線が現れるといった不具合や、スピーカーからノイズ音が発生するといったようないくつかの不具合が報告されているという事実もあります。

これらの不具合に加え、今回「iPhoneX」ディスプレイ上部のノッチ部分がブラックアウトしてしまうという新たな不具合が報告されました。

「iPhoneX」のノッチ部分が一部ブラックアウト

ノッチ部分が一部ブラックアウトしてしまうという不具合は、中国のメディアである中国のメディア「快科技」によって伝えられました。

画像のように、ディスプレイ上部のノッチ部分の右側がブラックアウトしてしまっていることがわかります。

こちらの画像を投稿した中国人のユーザーによると「iPhoneXを再起動したら、突然このような状態になり、自力ではどうやっても治らなかった」とのこと。

今のところ、同様の不具合の報告は挙がっていませんが、これまでの不具合に加え、新たな不具合が発生したという点については不安にならざるを得ません。

こちらの「iPhoneX」は、Apple Storeに持ち込まれた後、ファームウェアの書き換えを行っても不具合が治らなかったことから、ハードウェア自体になんらかの欠陥があったのだろうと伝えられています。

やはり、前回伝えられた「ディスプレイに緑色の線が現れる不具合」と、今回の不具合を鑑みると、従来のLCDディスプレイよりもより緻密で繊細なディスプレイとなったOLEDディスプレイ（有機ELディスプレイ）を搭載するにあたり、数十万分の一というようなわずかな確立で不具合が発生してしまうのでしょうか。

今回のように、ハードウェアに欠陥があると考えられる不具合に関して、Appleは無償で新規端末と交換するという対応をとる傾向にあるため、もし自分の使っている「iPhoneX」に、このような不具合が現れた場合は、すぐにApple Storeに相談するようにしましょう。

［Source:快科技］(yorimorishima)