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iPhone8 Plusは2018年に販売終了?Appleは6.1インチモデルにシフトする考えか

2017年11月3日に販売が開始され、爆発的な人気を博すことに成功した「iPhoneX」の影で、地味に人気機種となっている端末が「iPhone8 Plus」です。

初週売上にて、同じ新型モデルである「iPhone8」は不振という形に落ち着いてしまいましたが、「iPhone8 Plus」は前年モデルである「iPhone7 Plus」より多くの台数が販売されました。

「iPhoneX」販売前に、前年モデルの販売台数を上回るという成功を収めたと言ってもいい「iPhone8 Plus」ですが、今回そんな「iPhone8 Plus」について驚くべき予測が公開されました。

「iPhone8 Plus」は2018年に販売が終了される?

2014年以来、Appleは従来のiPhoneに加え、大型化されたiPhone Plusシリーズの2つのモデルのiPhoneを販売してきました。

新型モデルのiPhoneについて正確な情報を発信し続けてきたKGI証券のアナリストのMing Chi Kuo氏によると、2018年に発売される新型モデルのiPhoneは、5.8インチモデル、6.6インチモデルのOLED(有機EL)ディスプレイを搭載した2つのモデルに加え、その両サイズの中間とも言えるサイズである6.1インチモデルのLCDディスプレイモデルを加えた3つのモデルを販売すると予想されています。

これらの新型モデルのiPhoneには、「iPhone X」同様、「Touch ID」「ホームボタン」廃止、ベゼルレスデザインかつ「FaceID」が採用されるだろうとのことです。

3つのモデルのうち、6.1インチモデルの新型iPhoneは、あえてLCDディスプレイを搭載することにより、649ドルから749ドル(約72,400円から約83,600円)といった比較的安価なモデルとして販売すると伝えられています。

例年、Appleは前年に登場したモデルを翌年に100ドル(約11,000円)ほど価格を下げて販売するという手法をとってきました。

もし、「iPhone8 Plus」の廉価版が販売されるとすれば、その価格は、699ドル(約78,000円)となり、2018年に登場すると予想されている6.1インチの最新モデルとほぼおなじ価格帯になります。

従来の2つのモデルを販売するスタイルのままであれば、「iPhone8」「iPhone8 Plus」にもそういった流れが適当かと考えられますが、2018年に登場する6.1インチモデルのものが実質的に「iPhone8 Plus」の廉価版の立ち位置を奪ってしまうと考えられることから、「iPhone8 Plus」を再販売する理由は無くなり、「iPhone8 Plus」の廉価版は販売されず、そのまま販売終了することになるだろうと海外メディアの「Motley Fool」は予想しています。

iPhone8の販売は継続するとの予想

さらに「Motley Fool」は「iPhone8」の今後についても言及しており、「iPhone8が499ドル(約56,000円)の廉価版として販売されることは魅力的であり、販売が継続されるだろう」との予想もされています。

個人的には、廃止される流れにある「Touch ID」を搭載しつつも、「iPhoneX」と互角の処理性能やポートレートライティング機能等を持っている「iPhone8 Plus」は充分に独自性を保った魅力的なiPhoneだと考えられますが、「Motley Fool」の予想通り、「iPhone8 Plus」は販売が終了してしまうのでしょうか。今後の展開に注目です。

[Source:Motley Fool](yorimorishima)

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