2017年9月22日に発売されたばかりの「iPhone 8」「iPhone8 Plus」、2016年9月8日に発売され今も尚根強い人気を誇る「iPhone7」「iPhone7 Plus」。
これから新しいiPhoneの購入を予定する方の中には、「iPhone7」と「iPhone8」のどちらを購入しようか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
はたしてどちらを購入するべきなのか、悩む方の指針になるよう「iPhone7/Plus」「iPhone8/Puls」のキャリアごとの実質価格やスペックなどを徹底比較してみました。
目次
「iPhone7/Plus」「iPhone8/Plus」のスペックを徹底比較!
「iPhone7/Plus」と「iPhone8/Plus」の基本スペック
まずは、「iPhone7/Plus」と「iPhone8/Plus」の基本スペックを簡単に表にしてみました。
特筆すべき点としては、やはり新機種である「iPhone8/Plus」には、「iPhone7/Plus」には無い新しい機能が搭載されており、A11チップによる高速処理が見込めるというところです。
しかし、iPhone7とiPhone8を実際に使ってみるとほとんどその差を実感することはありません。大きな違いはiPhone8がワイヤレス充電に対応したことです。
iPhone7とiPhone8は共に耐水性能は同じIP67クラス(※防水IPX7とは「完全防水ではないが、水深1mに約30分間水没しても浸水しないクラス」)
それでは、「iPhone7/Plus」と「iPhone8/Plus」をさらに詳しく比較してみましょう。
「iPhone7/Plus」と「iPhone8/Plus」のデザインを比較!
「iPhone8/Plus」は背面ガラスがガラス製に!
まず、外観として一新されている部分は、背面のパネルです。
「iPhone7/Plus」は背面がアルミニウム製であるのに対し、「iPhone8/Plus」は背面がガラス製です。
背面がガラス製になったことにより、より美しく高級感の増したデザインとなりましたが、背面ガラスが割れてしまう危険性という問題も出てきました。
Appleによれば「これまでスマートフォンで採用されたガラスの中で、最も耐久性があるガラスである」とされていますが、アルミニウム製の「iPhone7/Plus」よりも割れやすいリスクがあることは言うまでもありません。
背面がガラス製になり、より手にフィットしやすく高級感の高いものへと進化をした「iPhone8/Plus」ですが、「iPhone8/Plus」を選ぶのならば、これまで以上に慎重にスマートフォンを扱う必要があります。
「iPhone7/Plus」と「iPhone8/Plus」の大きさや重さの違いは?
「iPhone7/Plus」「iPhone8/Plus」共に、0.1~0.3mm程度のサイズアップがあったものの、大きさやサイズに大きな変更はありません。
重さについては10グラムほど増えており、こちらは比較動画でも「iPhone8の重さは確かにわかる」とのコメントがされていました。
ずっしりと手に馴染む重みを感じたいのであれば「iPhone8/Plus」、軽々とスマートフォンを手に持ちたいのであれば「iPhone7/Plus」を選択するというのもよいかもしれません。
「iPhone7/Plus」と「iPhone8/Plus」のカラーの違いは?
「iPhone7/Plus」で展開されているカラーはジェットブラック、ブラック、ゴールド、シルバー、(PRODUCT)REDの5色となっています。
対して「iPhone8/Plus」で展開されているカラーはシルバー、スペースグレイ、ゴールドの3色のみ。
「iPhone7/Plus」のほうがカラー展開は多いですが、「iPhone7/Plus」がそうであったように、「iPhone8/Plus」にも今後新たなカラーバリエーションが登場する可能性は否めません。
ちなみに、「iPhone7/Plus」の(PRODUCT)REDですが、こちらは既に生産が終了しており、公式サイトでは購入することができません。
もし「iPhone7/Plus」の(PURODUCT)REDを購入する場合は、au、docomo、SoftBankといったキャリアで購入するようにしましょう。
「iPhone7/Plus」と「iPhone8/Plus」のディスプレイの違いは?
「iPhone7」「iPhone8」のディスプレイサイズは共に4.7インチ、「iPhone7 Plus」「iPhone8 Plus」のディスプレイサイズは共に5.5インチとなっています。
「iPhone7/Plus」「iPhone8/Plus」ともに高解像度の「Retina ディスプレイ」を搭載していますが、特筆すべきなのは「iPhone8/Plus」には「True Tone ディスプレイ」が採用されているという点です。
「True Tone ディスプレイ」とは、周囲の光の調度に合わせ、ディスプレイの発色をコントロールする機能のことを指します。
「電子書籍を読んでいる時、まるで紙を見ているかのような白を表示するように、どんな光源の下でも白色を自然で正確に表示すること」を目標に作られた「True Toneディスプレイ」。
画面の見やすさや美しさにこだわる人は、より進化したディスプレイを持つ「iPhone8/Plus」を選ぶのがよいのではないでしょうか。
「iPhone7/Plus」と「iPhone8/Plus」に搭載されている機能を比較!
「iPhone7/Plus」と「iPhone8/Plus」のカメラの違いは?
「iPhone7/Plus」と「iPhone8/Plus」のカメラの違いにおいて、最も注目すべきなのが「iPhone8 Plus」のみに搭載されたポートレートライティング機能です。
ポートレートライティング機能とは、写真撮影において、環境光を活かして被写体や背景の明暗をコントロールする機能です。
Appleは、このポートレートライティングが単なるフィルターの一種ではないことを強調しており、その実力は「iPhone8 Plus」の撮影のみでプロのカメラマンも唸るほどだとか。
さらに「iPhone8/Plus」ではムービー撮影において60fpsの4K撮影に対応するようになったなど、カメラ機能は確実に進化していると言えるでしょう。
写真、動画の撮影やポートレートライティング機能を楽しみたい方は「iPhone8 Plus」を選んでみてはいかがでしょうか。
「iPhone7/Plus」と「iPhone8/Plus」の処理能力の違いは?
「iPhone7/Plus」のCPUがA10チップであるのに対し、「iPhone8/Plus」のCPUにはA11チップが搭載されています。
A10チップに対し、A11チップの方が処理能力が20%高いと言われており、こちらは動画を見て頂ければわかるように、体感速度でもはっきりと実感できます。
秒数にすれば、コンマ何秒という違いでしか無いかもしれないですが、スマートフォンを毎日使う上で、その処理能力の違いは使用感に圧倒的に違いが出てくることは明確です。
アプリやブラウジングを快適に行いたい方は、「iPhone8/Plus」を選ぶほうがよいのではないでしょうか。
「iPhone7/Plus」と「iPhone8/Plus」のバッテリー容量と駆動時間、充電方法の違いは?
バッテリー容量と駆動時間は上表の通り、「iPhone8/Plus」のほうがバッテリー容量の総量は少なくなっているものの、最大駆動時間には違いはありません。
特筆すべきなのはバッテリーの充電方法であり、「iPhone8/Plus」はこれまでのiPhoneにはなかった「ワイヤレス充電」に対応する機能を搭載しています。
これにより、充電に際してケーブルを繋ぐ必要性が無くなったという画期的な進化が見られました。
しかし、ワイヤレス充電を行うためには、Appleから別売りされているワイヤレス充電機を購入しなくてはいけないということは注意が必要な点となります。
「iPhone7/Plus」と「iPhone8/Plus」のキャリアごとの価格を徹底比較!
ここまで、「iPhone7/Plus」と「iPhone8/Plus」の比較をしてきました。
好みのデザインや機能がわかったところで、気になるのはやはりお値段ですよね。
「iPhone7/Plus」「iPhone8/Plus」ともにキャリアによって端末価格(一括価格)、割引額、実質負担額などが違っています。
一体どこで契約すれば安くなるのか、「au」「SoftBank」「docomo」の3つのキャリアごとの「iPhone7/Plus」「iPhone8/Plus」の価格表を御覧ください。
「au」での「iPhone7/Plus」「iPhone8/Plus」の価格
・auで「iPhone7」「iPhone7 Plus」を購入した際にかかる費用
・auで「iPhone8」「iPhone8 Plus」を購入した際にかかる費用
※表はすべて24回払いの場合
※「MNP」には新規契約も含む
「SoftBank」での「iPhone7/Plus」「iPhone8/Plus」の価格
・SoftBankで「iPhone7」「iPhone7 Plus」を購入した際にかかる費用
・SoftBankで「iPhone8」「iPhone8 Plus」を購入した際にかかる費用
※表はすべて24回払いの場合
※「MNP」には新規契約も含む
「docomo」での「iPhone7/Plus」「iPhone8/Plus」の価格
・SoftBankで「iPhone7」「iPhone7 Plus」を購入した際にかかる費用
・SoftBankで「iPhone8」「iPhone8 Plus」を購入した際にかかる費用
※docomoの場合のみ「機種変更」「MNP・新規契約」共に同額
各キャリアごとの「iPhone7/Plus」「iPhone8/Plus」の価格のまとめ
例えば、「iPhone8」の256GBモデルを新規契約にて購入しようとした際にかかる実質負担額の総額は、「docomo」であれば50,112円、「au」であれば36,120円、「SoftBank」であれば35,520円です。
上表からもわかるように、端末にかかる価格だけをみた場合の最安値は「Softbank」で購入すること、ということがわかりました。
この表はあくまでも端末にかかる実質負担額を示した表です。どのキャリアを選ぶかは、端末価格だけではなく、プラン料金や、固定電話やネットの有無などによっても変わってくることです。
自分に合ったiPhoneを、自分に合ったキャリアで購入しましょう!
(yorimorishima)
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