いよいよ来週発表される予定の「iPhone8」シリーズの熱が高まっていますが、Appleはすでに来年移行のiPhoneにも着手しているようです。
Digitimesによれば、Appleはすでに台湾メーカーのLargan Precisionに対して1,200万画素よりも高い画素数のレンズモジュールの製造能力をオーダーしているとのこと。
2018年のiPhoneはさらに高画質の写真撮影ができるように
1,200万画素よりも高い画素数を持つレンズモジュール開発メーカーの中で唯一Largan Precisionのみが、Appleの求めている最低歩留まり率をクリアしています。
また、現在建設中の新しい工場では1ヶ月に6億台ものレンズモジュールが製造可能であるとのこと。
Largan Precisionは今回の件についてコメントを避けていますが、CEOであるLin En-ping氏は現在建設中の工場がデュアルレンズあるいはマルチレンズ用のスマートフォンカメラモジュールの製造を担当するということを認めています。
建設中の新工場では、2017年第3四半期末を目処に小ロットの生産をスタートし、2017年10月には量産に移る模様。
時期を考えても今年発売される「iPhone8」シリーズに搭載される可能性は極めて低く、1,200万画素より高いカメラのレンズモジュールは2018年以降のiPhoneに搭載されると見られています。
参考までに現在発売されているスマートフォンでは、Samsungの「Galaxy S8」および「Galaxy Note8」はいずれも1,200万画素で、SONYの「Xperia XZ1」は1900万画素となっています。
なお、先日は2018年のiPhoneは5.85インチと6.46インチの2つのディスプレイサイズのモデルが用意されると噂されていました。
Source : 9To5Mac
(yorimorishima)