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iPhone8の新機能が判明!画面内Touch IDは搭載されず、Tap to Wakeに対応か

先日Appleが公開した「HomePod」のファームウェアによって、次期「iPhone8」のデザインや「Face ID」の存在、ディスプレイの解像度など数多くの新情報が明らかにされています。

ただ、残念な発見も…。

これまで何度も噂されてきた、次期「iPhone8」のTouch ID指紋認証センサーがディスプレイに埋め込まれることはないようです。

iPhone8のTouch ID画面内蔵を示す情報は発見できず

いよいよあと数ヶ月内にリリースが見込まれる次期「iPhone8」はこれまでディスプレイ下部に搭載されていた物理的ホームボタンが廃止され、ディスプレイ内にTouch IDセンサーが埋め込まれると予測されていました。

しかし、先日公開されたHomePodのファームウェアを分析し、これまでも次期「iPhone8」のディスプレイ解像度や赤外線顔認証機能搭載など数々の新情報を明らかにしているiOSデベロッパーのSteve Troughton-Smith(スティーブン・ソーントン-スミス)氏によれば、超音波方式のTouch IDが搭載されることを示唆する情報はどこにも見つからない、とのこと。

消えたTouch IDの行き先は背面?電源ボタン?顔認証?

これまで次期「iPhone8」のTouch IDは、有機EL(OLED)ディスプレイに埋め込まれるものと考えられていましたが、技術的課題が解決できず、背面に設置されるという予測や大型化した電源ボタンに埋め込まれるという予測、完全に顔認証機能に取って代わられるという予測などがなされてきました。

しかし、アメリカの大手メディアForbes誌が背面にTouch IDを搭載する案は消滅したと伝えていたこと、最近のリーク情報に背面Touch IDの噂がないことなどから、Touch IDは電源ボタンに埋め込まれるか、指紋認証のかわりに顔認証のみが採用されるという見方が有力です。

ほかにもiPhone8の新機能が明らかに

Steve Troughton-Smith氏は「ホームインジケーター(home indicator)」と呼ばれるバーチャルホームボタンが搭載されると指摘。

これは特定のコンテンツでは非表示にできるため全画面アプリや動画再生時にはこれまでより迫力のある映像を楽しめるようです。

Steve Troughton-Smith氏はこのほかにもiPhone8が「Tap to Wake(タップして起動)」に対応し、画面をタップするだけでロック解除できるようになると言っています。

たしかに物理的なホームボタンが廃止された際には非常に便利な機能となるかもしれません。

また、次期「iPhone8」は基本的に4mmのベゼルで覆われたベゼルレスデザインが採用されると考えられていますが、本体上部には唯一、FaceTimeカメラや3Dセンサー用の切り込みが入り、ディスプレイが「凹」字型になるといわれています。

その部分で重要なのが画面上部のステータスバーです。これに関しても新たに「UIStatusBar」用に「Split(分割)」の記述が用意されていることをJeffery Grossman氏が発見しています。

詳細は不明ですが、インタラクティブな表示が可能になるようだと述べられており、Steve Troughton-Smith氏は「より複雑でパワフルなデザインになる」とコメントしています。

このほか、カメラに機能が追加されARKitや写真が進化するほか、フロントカメラには距離情報が追加されることを示すARFaceAnchorというコードが見つかったことも報告されています。

やはりAppleはAR(仮想現実)に向けて着々と準備を進めているようです。

実際にこれらの機能が実装されているのか、例年通りのリリースであればあと1ヶ月半ほどですが、非常に待ち遠しいですね。

Source:Twitter, 9to5Mac
(yorimorishima)

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