先日Appleが公開した「HomePod」のファームウェアから数多くの「iPhone8」や「Apple Watch」に関する新機能の情報が発見されていますが、今回また新たに「iPhone8」には「SmartCamera」という新機能が搭載されていることが明らかになりました。
iPhoneカメラの新機能「SmartCamera」とは
デベロッパーのGuilherme Rambo(ギルヘルム・ランボー)氏によると、「SmartCamera」は今後発売されるiPhoneおよび「iOS11」が搭載する新機能で、次期「iPhone8」から導入が見込まれている新たな顔認証ソフトウェアを利用したものであるとのこと。
Guilherme Rambo氏は、この新しいカメラアプリによって、場面、写真の撮影状況のほか、撮影の対象物(ペットや子どもなど)を識別することが可能になると伝えています。
「HomePod」のファームウェアからは、花火、木の葉、ペット、明るいステージ、スポーツ、空、雪、日没/日の出など、さまざまな場面や状況を示す記述が発見されています。
これによって、iPhoneのカメラが撮影場面や状況を識別し、最適な写真が撮影できるよう、露出やシャッター速度などを自動調整するのではないかと考えられています。
これまでにも撮影モードの切り替えなどは自分でできましたが、実際にシャッターチャンスに間に合わせるはデフォルトの設定のまま撮影することが多いですよね。
撮影シーンを自動識別してくれたらさらに革新的なカメラとなるでしょう。
動く対象物を識別し、シャッターチャンスを逃さない
上記の機能のほかに、「freezeMotion」という機能を示す記述もありました。
これはペットや赤ちゃんなど動きの早い撮影対象や、変化する表情などを識別し、最高の瞬間を自動的にとらえて撮影する機能と予測されています。
このほか、「HomePod」のファームウェアから発見された次期「iPhone8」関連の情報としては、
・ワイヤレス充電と急速充電への対応
・指紋センサーが画面には埋め込まれないこと
・「ホームインジケーター」と呼ばれるバーチャルホームボタンの搭載、Touch IDの廃止
・実質的なディスプレイサイズは5.15インチで解像度は1,125×2,436と大幅UP
・赤外線顔認証「Face ID」を搭載(別の生体認証システムを搭載するかは不明)
・「Tap to Wake」(タップして起動)という機能が追加
・ステータスバーはインタラクティブ表示が可能に?(表示内容が切り替わる)
などが報じられています。
最も最近の情報ではスケジュール通りに秋に発売されるとのことなので、いよいよあと1ヶ月半ほどで新型iPhoneを目にすることができるかもしれませんね!
Source:MacRumors
(yorimorishima)