今年秋に発売が見込まれている次期「iPhone8(iPhone Pro)」は以前からワイヤレス充電機能を搭載すると噂されてきましたが、ついにそのワイヤレス充電に関するリーク情報が報じられ、話題となっています。
Qi規格に準拠したワイヤレス充電コイル
iPhoneのリーク情報でお馴染みのSlashleaksに、「iPhone8」のものと思われるワイヤレス充電コイルの画像が投稿されました。
画像を投稿した人物によれば、この画像は「iPhone8」に内蔵されるボード、もしくは専用充電パッドの中身であるとのこと。
確かに中央部分には充電用コイルのようなものが確認できますし、製品の裏側にはワイヤレス充電規格「Qi」に準拠したものであることを示す表示があります。
今回公開された写真の充電コイルが「iPhone8」のものであるとする根拠のひとつに、ソケットがLightning端子用に見えることが挙げられる、と米メディアのAppleInsiderは指摘しています。
ソケットには8つのはんだ付けがありますが、もしUSB-Cであればこれが12、USB 3.0であれば4または6になるため、今回の写真の充電コイルがiPhoneのものである可能性は高そうです。
ただ、本物という確証はナシ
これが仮にLightningソケットだとして、その大きさからコイル全体の大きさを推定すると、ボードのサイズはもっとも幅の広いコイルの部分で6.5センチ、縦は10センチ程度となります。
iPhoneの部品にしては少々大きいような感じもありますが、これまでの噂によれば「iPhone8」のサイズは高さ144ミリ、幅71ミリくらいとなっており、十分収まりそうです。
とはいえ、AppleInsiderはこの画像の流出経路が明らかになっていないため、本物という確証はないとコメントしています。
Macお宝探偵団BlogのDANBOさんやBenjamin Geskin氏などApple製品のリーク情報に精通している2人は今回の流出写真について「iPhone用パーツではない」との見方をしています。
なお、次期iPhoneシリーズではプレミアムモデルとなる「iPhone8」だけでなく「iPhone7s」「iPhone7s Plus」もワイヤレス充電に対応するといわれています。
Source:Slashleaks,AppleInsider
(yorimorishima)