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iPhone8の発売は3-4週間ほど遅れる?3D顔認識機能やワイヤレス充電に課題

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先日業界のアナリストがアジアのAppleサプライヤーを訪問した際に得た情報を根拠として、今年秋にリリース予定だった次期「iPhone8」の発売は3〜4週間先延ばしになるかもしれないとの見解を述べていたのでご紹介します。

指紋認証と3Dセンサーに技術的課題が残る

Appleとサプライヤーは現在「iPhone8」に搭載予定の指紋認証と3Dセンサーの技術的課題に直面いるため、例年同様のスケジュール通り9月にiPhoneを発売するのは難しいようだ、とBank of America Merrill Lynch(BofAML)のアナリストであるWamsi Mohan氏とStefano Pascale氏が伝えています。

また、「iPhone8」の開発問題については、FastCompanyが、Appleは現在3D顔認証機能およびワイヤレス充電に関するソフトウェア問題の解決に苦戦しており、最初の出荷分では3Dセンサーやワイヤレス充電が機能しない可能性があると報じていました。

先日John Gruber氏もワイヤレス充電が遅れて対応するという情報をツイートしていため、その可能性は高いかもしれません。

iPhone8の発売は10月〜11月になる見込み?

7月の現時点において、Appleはまだ次期「iPhone8」の発売時期を公表していませんが、スケジュール通り生産が行われ、例年と同じ発売時期であれば9月になるはずです。

しかしBofAMLは今回の情報などを考慮すると、3〜4週間遅れの10月、あるいは11月になると考えているようです。

「iPhone8」の発売が遅れるという噂は昨年からも繰り返し浮上しており、ここ最近だと投資銀行のRBC Capital Marketsや、KeyBanc Capital Marketsのアナリストらによって発売が遅れる可能性があると予測されていました。

出荷台数予測は2017年後半現象、2018年に増加?

BofAMLのアナリスト、Wamsi Mohan氏とStefano Pascale氏は今回の情報をもとに、2017年7月〜9月のiPhone出荷台数予測を1,100万台、10月〜12月の同予測を600万台引き下げました。

その結果、Appleの2017年会計年度(2016年10月〜2017年9月)では、当初の予測より1,100万台少ない2億810万台になると予測しています。

BofAMLは、2017年度については出荷予測台数を引き下げたものの、「iPhone8」の販売が軌道に乗ると考えられる2018年1月〜3月のiPhone出荷台数予測については1,000万台引き上げ、通年では2億4,300万台のセールスになると推測しています。

Source:CNBC
(yorimorishima)

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