iPhone13 予約・在庫ログ

2021年はiPhone13 Proを予約します!2007年の初代iPhoneから、毎年新型iPhoneを予約してしまうiPhoneコレクターの記録

Apple、「iPhone8」で噂の複数の特許を取得!画面内蔵指紋センサーは実現なるか

Apple-Patent-TouchID.jpg

今年秋以降に発売が予定されている「iPhone8」に搭載が噂されている技術に関する複数の特許を、Appleが取得したことが今回新たに分かりました。

ディスプレイのベゼルを極限まで細くする特許

Appleの特許情報に詳しいPatently Appleが報じるところによると、米国特許商標庁(USPTO)がアメリカ現地時間5月16日に公開した資料によって、Appleが56件もの特許を同時に取得したことが明らかになりました。

そのうち3件の特許は今年秋以降に発表が見込まれている「iPhone8」に搭載が噂されている新機能と関連がありそうです。

「端末の周辺部減少」と名付けられた特許は3年前である2014年7月に申請されています。

Edge-to-Edge-patent.jpg

デバイス本体の側面にまでタッチスクリーンの操作可能部分を広げるこの技術は、次期「iPhone8」でこれまでずっと噂されてきたベゼルレスのフルディスプレイデザインの実現を裏付けるものとなるかもしれません。

特許申請書類では、デバイスを包み込むようにディスプレイを設置しても、操作できないエリアを生じさせないための技術が説明されています。

ただ、次期「iPhone8」でフルスクリーンのディスプレイは採用する可能性が高そうですが、特許申請書類にある図に描かれているような、ィスプレイが側面まで曲がって回り込んだデザインは採用されないという予測もあります。

とはいえ、いずれこうした未来感のあるデザインのiPhoneが登場するかもしれないと考えるとワクワクしますね!

ディスプレイに指紋認証センサーを埋め込む特許

従来のiPhoneではディスプレイ下部にTouch IDの指紋認証センサーを搭載した物理的ホームボタンが存在しましたが、次期「iPhone8」ではそれが廃止されディスプレイ内に埋め込まれるといわれています。

ただ、その技術的問題がネックとなり発売延期やTouch ID指紋認証センサーの本体背面への移動などの噂もささやかれています。

これまでAppleは、タッチディスプレイ内にTouch ID指紋認証センサーを埋め込む技術の特許複数取得していますが、今回公開された特許は2015年1月に申請されたものです。

Apple-Patent-TouchID.jpg

特許申請書類には、ディスプレイ内部の層に指紋認証センサーを埋め込む技術やその構造について説明されています。

Patent-layer.png

Appleは特許申請書類内において、ディスプレイ埋め込み式のTouch ID指紋認証センサー技術はiPhoneだけでなくiPadやMacBookにも利用可能であると述べています。

TouchBar.png

なお、昨年秋に発売された新型「MacBook Pro」のTouch Barに埋め込まれたTouch ID指紋認証センサーは今回の特許を実用化したものであると考えられます。

現状、Touch Barでは特定の場所でしか指紋認証できませんが、今後改良されてTouch Barのどこに触れても指紋認証が可能になるかもしれませんね。

仮に次期「iPhone8」で実用化されれば、いちいち「指紋認証」というプロセスをたどることなく、iPhoneを手にしてディスプレイを触れた瞬間には既に指紋認証が完了している状態となり、利便性は大幅に向上しそうです。

顔認証やARに応用可能な3Dセンサー技術特許

いまから4年前の2013年2月に申請され「深度スキャニングエンジン」と名付けられたこの特許技術は、3Dセンサーを用いた画像認識に関するものです。

3D-sensing.png

2013年にはAppleは3Dセンサー技術を専門としたイスラエル企業のPrimeSenseを買収しましたが、本特許は彼らの技術を想定していると思われます。

3Dセンサーを用いれば、図に描かれているように複数の人物との距離が認識できるようになるとのこと。

次期「iPhone8」に関する噂では、フロントのFaceTimeカメラがデュアルレンズ化されることで広い範囲のセルフィーが撮影可能になるだけでなく、3D画像認識が可能となり、写真でセキュリティを突破してしまうSamsungの「Galaxy S8」の顔認識技術よりも精度の高い顔認証が可能になると予測されています。

また、ここ最近の流出画像によって「iPhone8」の背面にはデュアルレンズカメラが縦に配置されるという可能性が高いことが明らかになっていますが、これは拡張現実(AR)機能を使用する際に、本体を横向きに持って使ったり、本体をヘッドマウントディスプレイ化して使用する際のことを考慮したものではないかとも噂されています。

真偽はまだ明らかになっていませんが、これまでのティム・クックCEO(最高経営責任者)のコメントやAppleの動向からAppleはVR(仮想現実)よりもAR(拡張現実)に関心を向けていることは事実です。

となると、3Dセンサーが次期「iPhone8」に搭載される可能性も高いといえるのではないでしょうか。

ただ、Appleが取得した特許を数多く実用化せずに放置しているのも事実。今回取得された56もの特許も多くは未来の製品に活かされずに終わってしまう可能性も高いです。

今後も引き続き「iPhone8」の続報を追うので期待してお待ち下さい!

Source:Patently Apple
(yorimorishima)

Return Top