3月に開催が予定されるAppleのスペシャルイベントにて、「iPhone SE」のストレージ容量128GBバージョンが追加されるという先日の報道を受け、アメリカの大手量販店Targetが「iPhone SE」の在庫整理を始めたようです。
大手量販店TargetがiPhone SEの在庫返品を開始
米メディアMacRumorsによれば、アメリカ大手量販店のTargetは3月1日までに、「iPhone SE」の16GBモデルと64GBモデルの在庫をAppleに返品する旨の通知を各店舗に送ったとのことです。
確かに、MacRumorsが実際に手に入れたTargetの社内メモには、ロック解除されたSIMフリー版のゴールド、シルバー、ローズゴールド、スペースグレーの計4台と、Sprint回戦固定モデルが2台の合計6台を返品を指示する内容が記載されていたようです。
また、複数の匿名従業員の話によると、Targetは2016年9月以降、「iPhone SE」を入荷していないとのことです。
スプリングイベントでiPhone SEの発表はあるのか?
MacRumorsは、Targetが「iPhone SE」の在庫を返品した理由について、売れ行きがよくないからという可能性もあるが、3月のスプリングイベントで「iPhone SE」の128GB版が追加されるという情報を受けてのことかも知れない、と述べています。
Appleのスプリングイベントはいまだに開催日時が明らかにされていません。
スプリングイベントで中心となるのはおそらく新型「iPad Pro」であり、10.5インチのベゼルレスモデルに注目が集まっています。
iPhoneについては現在のところ「iPhone SE」に128GB版が追加されるという噂と、現行モデルである「iPhone7」「iPhone7 Plus」にレッドモデルが追加されるという噂が浮上しています。
今回の情報を踏まえると新しくアップデートされた「iPhone SE」は32GBと128GBの2モデル体制となるかもしれませんね。
なお、2012年に発売された「iPhone5」のデザインを踏襲した「iPhone SE」は2016年春に発売されて以来、根強い人気を誇っており、現行の16GBモデルは44,800円、64GBモデルは49,800円となっています。
エントリーモデルとしての価格の安さを維持してほしいところですが、円安の状況をふまえるとスプリングイベント後に大幅な価格改定が行われるかもしれません。
安く手に入れたい方は今のうちに購入するのも手だと思います。
Source:MacRumors
(yori)