今秋発売が見込まれている次期「iPhone8」は続々と新たな噂が浮上しています。
それらをもとにして、当サイトでもお馴染みのクリエイター集団「ConceptsiPhone」がクオリティーの高い新作コンセプト動画を2本公開しました。
1本目は「Air Charger」と称されたワイヤレス充電器や指を近づけるだけで操作ができる新しいスクリーンが特徴となっています
Air Chargerでワイヤレス充電する新型iPhone
今回、初代iPhoneの誕生から10周年記念モデルとなる「iPhone8」のコンセプトデザインを制作したアーサー・ルイス氏は「ステンレスフレームをガラスで挟み込んだiPhone4sのデザインに触発された」とコメントしています。
ボディは「iPhone5」までのモデル同様にシンプルなホワイトとブラックの2色です。
画面縁にあったベゼルは極限まで小さくなり、ディスプレイは本体前面に大きく広がっています。また、指を近づけるだけで画面が点灯し、コントロールセンサーを操作可能な「」ホバー・センシティブ・スクリーン」を採用することで、手が汚れているときでも時間や通知を確認できます。
ディスプレイ上部にはフロントカメラでありながら2つのデュアルレンズを搭載しており、3D画像センシングや虹彩認証が可能になっています。これは以前の「Appleは次期iPhoneで3D画像認識技術を用いた顔認証や虹彩認証システムを採用する計画をしている」という情報と一致しています。
従来モデルとは異なり本体上部にもスピーカーが設置されています。これによって現行モデル「iPhone7」「iPhone7 Plus」よりも音質を向上させることに成功しています。USB-CやLightningなど外部との接続方法はいまだ明らかになっていませんが、今回のコンセプトデザイン動画においても触れられていません。
ディスプレイは21:9のフルサイズスクリーンとなっており、本体前面がほとんどすべてスクリーンになることで迫力ある映像やゲームを楽しめることができるようになりました。
背面のメインカメラは突起がなくなりフラットなボディを実現。「iPhone6」以降の不格好さがようやくなくなったようです。
「Air Charger」と称されたワイヤレス充電器を使用することで、有効範囲内にあるiPhoneにはケーブル接続やパッドへの設置不要で給電することができます。
Appleのワイヤレス充電については、これまで「Qi」規格を推進する業界団体に加盟したことが明らかになり、「Qi」を採用するのではないかという見方が強まっていますが、依然として、遠距離から給電できるEnergous社の「WattUp」やApple独自のワイヤレス充電技術の噂も絶えません。今回の「Air Charger」のように離れた場所からでも充電可能なワイヤレス充電方式が採用されれば、従来の充電概念が覆ることになるので次期iPhoneには大きな期待が集まっています。
「Air Cherger」を用いたワイヤレス充電を採用した「iPhone8」のコンセプト動画はこちら
2本めに紹介するのは次期「iPhone8」のモックアップに寄るハンズオン動画です。
実際に人の手の上で操作されているので、ほかのコンセプト動画よりもよりサイズ感が確認できます。
iPhone8のハンズオンコンセプト動画
手に持っているのは5.5インチディスプレイですが、左右のベゼルがなくなったためにディスプレイが広くなっている印象を受けます。今回のコンセプト動画ではホームボタンは健在のようですね。
画面を消した状態です。4GBのRAMと3,500mAhの大容量バッテリーを搭載しています。現行モデルの「iPhone7 Plus」のバッテリーが2900mAhであることと、電力消費量の低い有機ELディスプレイを搭載することを考慮するとバッテリー持続時間はかなり向上しそうです。
やはりベゼルレスディスプレイで画面いっぱいに広がるスクリーンで見る映像は迫力があって美しいですね。
iPhone8のハンズオン・コンセプト動画はこちら
2本ともConceptsiPhoneのクリエイターらしい高いクオリティの動画となっていました。
発表まであと半年ほどありますが、いまから待ち遠しいですね!