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次期「iPhone8」のワイヤレス充電対応はどうなる?!Broadcomと提携か

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JPMorganのアナリストHarlan Sur氏によると、Appleはアメリカ大手半導体メーカーのBroadcomと提携し、2年前からiPhone用のワイヤレスチャージデバイスを共同開発しており、同技術が実際に採用されるのは2018年以降になる可能性があるとCNBCが報じました。

Appleのワイヤレスチャージに関する3つの噂

以前からiPhoneのワイヤレス充電技術についてはさまざまな噂がありましたが、主にAppleが独自のインダクティブワイヤレス充電技術を開発するというものと、Androidスマホでおなじみの国際標準規格「Qi」を利用するというもの、また、離れた場所から給電可能なEnergous社の「WattUp」を利用するというものの3つでした。

先日Appleが「Qi」を推進しているWPC(Wireless Power Consorsium)へ加入したことから、「Qi」規格のワイヤレス充電機能が採用されるのではないか、と言われていました。

しかし今回、さらにBroadcomとの共同開発を報じられたことにより、次世代iPhoneのワイヤレス充電技術には新たな可能性が浮上しました。

いずれにしても現時点でAppleが将来的にiPhoneにワイヤレス充電機能を搭載しようとしていると見受けられます。

iPhone8にはワイヤレスチャージを搭載しないという噂も

その一方、Samsungの「Galaxy Note」のリコール問題を受けてAppleが慎重になっており、2017年に発売する「iPhone8」にワイヤレス充電機能は搭載されないという悲観的な見方もあります。

しかし、各社スマートフォンメーカーがワイヤレス充電をうまく採用している現状、Appleは社内外からワイヤレス充電技術の遅れを指摘されており、一刻も早くiPhoneに実装したいと考えているのも事実です。

また、「iPhone8」ガラス製ボディを採用するといわれていますが、これは以前から報じられてきたようにワイヤレス充電を行う上で電気信号の干渉を抑制するためもあるといわれています。

単にワイヤレス充電に対応すればいいというわけではなく、高速充電技術などを利用し、ほかのスマートフォンメーカーとの差別化をもくろんでいるのかもしれません。

ガラス製ボディの採用が事実であればワイヤレス充電機能搭載の可能性は高いといえます。

とはいえ、充電パッドから離れた場所でも給電可能なEnergous社の「WattUp」のような技術を見送り、一般的なパッドに置くタイプのワイヤレス充電機能を採用した場合、ユーザーはがっかりしてしまいそうです。

個人的にはiPhoneを充電パッドに置くタイプのワイヤレス充電機能であれば、「ケーブルをつなぐ」という動作が「パッドに置く」という動作に変わるだけで特別利便性が上がるとは思えません。

それに充電パッド分のスペースが無駄になりそうなので、簡単なワイヤレス充電機能を急ぐのではなく、技術の完成を待ってから革新的なワイヤレス充電に対応したほうがAppleらしくていいのでは、と思います。

Source : 9To5Mac via CNBC
(yori)

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