以前より2017年にリリース予定の次期「iPhone8」にはワイヤレス充電機能が搭載されると様々なメディアで噂されてきましたが、実現する可能性が濃厚のようです。
台湾のメディアDigiTimesはその証拠となる情報を公開しました。Appleは台湾の半導体メーカーLite-On Semiconductor(ライト・オン・セミコンダクター、敦南科技)社をサプライヤーリストに追加し、「iPhone8」のワイヤレス充電部品の巨額の発注を行ったことが明らかになりました。
Lite-On Semiconductor社がAppleにワイヤレス充電器を供給か
Lite-On Semiconductorは台湾を拠点に置くディスクリートおよびアナログのIC部品メーカーで、ワイヤレス充電における電力伝送効率の維持および熱問題の対策として必要とされるGPPブリッジ整流器を製造する予定です。
そしてすでに全生産量の半数を受注し、Appleとサプライヤー契約を結んだことで同社の株価は急上昇しました。
Appleはすでに別の1社とワイヤレス充電提技術を発注済み?
また、米メディアBGRによると、2016年の段階でAppleはカリフォルニアのEnergous社とワイヤレス充電技術について独占契約を結んだと報じられました。
Energous社はすでに独自の技術で「Watt Up」というワイヤレス充電技術を開発済みです。
これはケーブルに繋いだりや充電スタンドに置いたりする必要なく、数メートル離れた場所からスマートフォンに安全に給電することができる技術です。
次期「iPhone8」に採用されれば、部屋のどこにいても自動的に充電されるので、従来のケーブルに繋いで充電するという”充電”行為から解放されユーザーの利便性が飛躍的に向上します。
ケーブルレスになれば「充電のし忘れ」なんてこともなくなりそうですね!
なお、最新の情報によると、次期iPhoneは3モデル体制となり、各種センサーが有機ELディスプレイ内に内蔵され5.8インチのハイエンドモデルの登場も噂されています。
Source : Digi Times , BGR
(yori)